あのねっと今号の特集テーマ みんなで実現したい!子どもの安全 
あのねっと入手についてのご案内
子育て支援センター ファミリー・サポート・センター
ケガには至らなかったけれど、「ヒヤリ!」とした経験は?
家の中で、子どもの身を守るために気をつけていることは?
家の外で、子どもの身を守るために気をつけていることは?
震災などに備えて、家庭で決めごとや準備はしていますか?
プーママ 主婦 43歳 名古屋市 夫44歳 長男9歳

友人宅の玄関先まで送迎
4歳のとき、クッキーの乾燥剤を開けてなめてしまい、中毒110番に電話して対応を尋ねた。3〜5歳のとき何度も、人混みですれ違った人のタバコが顔に当たりそうになった。また、側溝のフタが落ちて自転車が溝にはまった。2〜3歳のとき、おしろい花の種を鼻の中に入れてしまい、保育園から病院に運ばれた。
3歳まで…包丁は大人の背より高いところに保管。コンセントにカバー、テレビ台のガラス扉にロックを付けた。5歳まで…滑って転ぶことが多かったので、家中のスリッパをなくした。誕生以降…ファンヒーターをやめてオイルヒーターとホットカーペットに変え、扇風機にはカバーを付けた。お風呂の水が見えるようフタを開けっ放しにした。
学区内に不審者が多く、小学生が何度も危ない目にあっているので、他のお母さんと申し合わせ、友人宅に遊びに行くときは車か自転車で玄関先まで送迎。公園で遊ぶときは少し離れたところで見守り、登下校時はなるべくマンションの外に出て見送ったり、迎えたりしている。
ひとりでいるときに地震がきたら、小学校で待ち合わせる。備蓄品・防災グッズをリュックや旅行バッグにまとめている。
おっぱい星人 主婦 32歳 西春町 夫35歳 長男7歳 長女3歳 

親が悪人役を演じて防犯訓練
1歳のとき、ショッピングカートから落ちた。2歳のとき、車に乗ろうとする子どもの手を見落としてドアを閉めてヒヤリ!0歳の真夏、子どもにカギを持たせたまま車に乗せたら、中からドアロック。たまたまロック解除を押してくれてセーフ。
ベランダに台になる物を置かない。洗剤はすべて突っ張り棒にひっかける。3歳児…鍋の取っ手は必ず横向きに。お風呂の水は抜き、水を残すときは浴室にカギをかける。
3歳児…必ず手をつなぎ、荷物で手があかないときはコートやカバンを握らせる。7歳児…「こんなときどうする?」のデモンストレーションを私が悪い人役になって行う。たとえば、私がゴミを捨てに行ったとき、ピンポーンと鳴っても出ないように伝え、実際にやってみたり。また、外で遊ぶときは、ひとりにならないように言っている。
3〜4カ月に一度、賞味期限が切れそうな非常食を食べる際、「水がなかったらどうしよう?」などと話し合う。また、こちらの部屋にいるときは机の下、あちらの部屋のときは近くのトイレと、部屋ごとに逃げる場所を指定。ベッド脇には、ホイッスル・電灯・スリッパを常備。家具はひとつの部屋にすべて置き、それ以外の部屋には置かない。
ゆき・ひろの母 パート 36歳 犬山市 
夫41歳 長女11歳 長男8歳 母62歳

幼い子ふたりがエレベーターに…
2歳のころ、買い物に行った先で、友人の1歳の子とエレベーターに乗ってしまい、私たちが追いかけようとした瞬間、ドアが閉まった。どこで止まるかわからないまま二手に分かれて探し、やっと見つけるとドアが開いてふたりはにっこり。何もなくてよかったが、びっくりした。
1歳…台所・玄関・風呂場などの出入口に壁を作り、出入りをしにくくした。1歳未満…手の届く所に物を置かない、コンセントにカバー、ドアにガードを付けるなどした。また、ビデオなども磁気で開閉するようにしたり、ゴミ箱なども触れない場所に置くようにした。
外へ出たときは目を離さない。1〜2歳…買い物カートから落ちないよう手を添えた。3〜5歳…車を利用する際、駐車場での飛び出しに注意し、またドアの開閉をさせなかった。幼児〜小学生…道路の歩き方、踏切の渡り方、自転車の乗り方、横断歩道の渡り方を教え、自転車に乗るときはヘルメットを着用させている。
飲料水・乾パン・缶詰を、よくわかる所に置いている。カバンに笛を付けている。集合場所などを家族で話し合っている。
パワフルママ 主婦 37歳 長久手町 夫38歳 長男7歳 長女5歳

炊飯器の湯気は「あっちっち!」
2歳ぐらいのとき、炊飯器の湯気に興味を示して手を出そうとしたが、高い所にあったので届かなかった。「あっちっちだからね」と声をかけたら、その後は指を差して「あれはあっちっち」と言うようになった。
包丁やハサミなど危ない物は、使ったら必ず元の場所に片づけ、出しっぱなしにしない。もっと年齢が小さかったときは、手の届く所には置かないようにしていた。
5歳児…歩くときは手をつないで必ず歩道を歩く。横断歩道は「右・左・右」と声に出して確認してから渡る。7歳児…自転車に乗るときは必ずヘルメットを着用させる。信号が青になっても急に飛び出さないように、一緒に出かけるときなどに声をかけている。外出時は、必ず帰宅時間と行き先を聞いている。
非常持ち出し袋を玄関に用意してある。食品など中身の入れ替えを子どもと一緒に行い、「地震などのときにはここから持っていくんだよ」と言い聞かせている。私が必ず一緒とは限らないので、念には念を入れている。
M・Y 主婦 38歳 岐阜県土岐市 夫38歳 長男9歳

近所では自分からあいさつを
活発だったので、1〜2歳のころからヒヤリの連続だった。ボールを追いかけて道路へ飛び出したり、すべり台の上から落ちそうになったり。石けんなどを口に入れてしまうことも、たびたびあった。自転車に乗るようになってからは、数え切れないほど転んだり、ぶつかりそうになったりしたが、転び方がうまいのか、大きなケガには至っていない。
もう9歳なので特にないが、火や刃物の怖さを体験させることによって教えている。むやみに遠ざけないように、できることはさせるようにしている。
信号では、青になっても車が止まったことを確認してから歩き出すように、また特に右左折車には注意して渡るように言っている。なるべく一緒に歩いて手本を示すようにしている。また、近所の人には自分からあいさつをするように言っている。
防災バッグは準備してあるが、それ以外は特にしていない。転居したばかりで、待ち合わせ場所などをまだ決めていないので、どこがいいのか調べなければと思っている。