あのねっと今号の特集テーマ 「おいしいねー」いつも笑顔で食べたいな。 
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編集部 どうすれば、家族そろって食事ができるでしょうか?
高橋さん 主人の仕事の都合で家族そろって食事することが少なく、父親と子どもの関係が希薄なのが気になっています。特に中学2年の息子には、将来の職業のことを父親に相談してほしいと思っているものですから。コミュニケーション不足を補うために、年に何回か旅行に行くようにはしています。
伊原さん うちもふだんは家族がそろわないので、最近は月に1回ぐらい1泊でキャンプに行き、野外で食べることを楽しみながら家族のふれあいをもつようにしています。また今は、私が住んでいる長久手町で万博が開催中なので、日曜日は家族で万博に行って夕飯を食べて楽しんでいます。
服部さん 私は、食材の買い物や料理を子どもと一緒にします。最近は、中学1年の娘がみんなにオムライスやデザートを作ってくれるので助かっています。それから、ホットプレートを使うと、目玉焼きひとつでも一人ひとりが焼き加減や味付けにこだわったりして、主人も含めみんなで作りながら会話できて楽しいですよ。
幸宏さん 私は「子どもが趣味」というくらい子ども好きなんですが、平日は難しいので、土・日に1歳の息子に食事をあげたり、バーベキューを仕切ったりしています。子どもがもう少し大きくなったら、食事をしながら野菜はどうやってできるかなど、いろんなことを教えたいと思っています。
荒木さん 家族の基本はお父さんとお母さんですし、日々の積み重ねによって各家庭の文化が育まれていくので、ささやかでもかかわることが大事だと思います。そして、家族だけで足りないことがあれば、祖父母や友人、地域のネットワークなど、みんなの手を借りながら、気づいたときに補充していけばいいのではないでしょうか。
 まめっこの親子教室は10回連続で開催し、関係が深まった最後に料理の持ち寄りパーティーを開いて、親子とも仲間としての気持ちを共有しながら食事を楽しんでいます。家庭の割合が一番大きいですが、ときには外に目を向けてみると得るものがあるような気がしますね。