あのねっと今号の特集テーマ 「おいしいねー」いつも笑顔で食べたいな。 
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編集部 楽しく食べるためのアイデアは何かありますか?
千代美さん 私は「早く食べなさい」と口うるさくなりがちで、朝から疲れてしまうし、子どもも怒られると気分が悪いですよね。だから、楽しく食べるには早めに起こして時間のゆとりを持つことが大切かなと思います。
幸宏さん 朝からギャンギャン言うのは、私自身が聞きたくないし、楽しく会話をしながら食卓を囲みたいですよね。
高橋さん うちでは、主人も一緒に食事できる日に子どもの好きなものを作ったり、家では食べない焼肉やピザなどをたまに外へ食べに行くぐらいでしょうか。
服部さん 朝食のあとの果物が楽しみのひとつになっています。子どもにガミガミ言っても無理だと気づいてからは、早めにできるよう時間をやりくりするようになり、最近は時間簿をつけて計画を立て、少しの空白時間を自分のために使っています。
伊原さん 楽しく食べてくれるように、子どもが好きなプチトマトの家庭菜園を親子で始めたんですが、収穫で満足しているのか、食べてくれないんです。年齢とともに食べ物の好みが変わることもあるので、食材や調理の工夫をしなければと思っています。反対に、これまで食卓に出していても全然食べなかったのに、ある日突然、食べるようになって驚くこともあります。
荒木さん 楽しく食べるのは現実にはなかなか難しいですが、月に1回でもポイント的に、わが家流の楽しみ方ができるといいですね。わが家では、夫がいる週末は大皿に料理を盛って華やかさを出し、それぞれが好きなものを取って食べる形にしています。その日は、子どもが食べる量や種類を気にしないようにし、マナーについてもあまり言わないでおこうと決めて、メリハリをつけています。たまの外食は次の食卓への励みにもなりますし、お友だち同士で持ち寄りをするのもいいかもしれませんね。
 また、おやつも楽しみのひとつで、子どもが嫌いなニンジンも、おやつにすると食感が変わって食べやすくなります。たとえば、粉寒天で作るニンジンや季節のフルーツのゼリー、白玉粉を使った白玉だんごは簡単に作れますので、試してみてはいかがでしょうか(下記参照)。