あのねっと 今号の特集テーマ 絵本のあるくらし  

特集1 モニターの“ホントのところはネ”子育てで、感じること
質問1 あなたにとって絵本とは?
質問2 子どもが好きな絵本。どこがお気に入り?
質問3 親が好きな絵本。理由は? ※2、3については1冊のみ
answer part2
こうちゅけママ 42歳 パート主婦 名古屋市 
夫45歳 15歳(女) 12歳(男) 5歳(男)

2 「じゃあじゃあびりびり」 
作・絵:まついのりこ 出版:偕成社

長女がまだろくに言葉も話せない1歳過ぎ頃に読んだら、すごく喜んだ。ストーリーは特に無く、びりびり、じゃあじゃあ、ぶっぶーなどの繰り返し。何度も読んで絵本が「びりびり」になってしまった。今でも大切にとってある。
3 「いもうとのにゅういん」 
作:筒井頼子 絵:林 明子
出版:福音館

妹が入院し、主人公の姉の心の揺れや気持ちを描いている。母が留守中の姉の淋しさや、痛い思いをしている妹への思いが、細やかに描かれている。子どもがいつもしんみりと聞いてくれたので思い出が深い。
そらママ 30歳 主婦 名古屋市 夫29歳 0歳(女)

2 「くっついた」 
作・絵:三浦太郎 出版:こぐま社

絵本を見せると、自分にもくっついてほしいというサイン(目をつぶる)をする。読みながら顔をくっつけると、とても喜ぶ。くっつきたい時は絵本を持ってくるようになった。
3 「ぼくの ちいさな ともだち」
著者:アンドレ・ダーハン きたやまようこ
出版:講談社

猫と魚のお話。猫にとって大好きで大切な「ちびちゃん」魚。大きくなった魚に出会っても、やっぱりぼくの「ちびちゃん」と言う猫。親子の愛を表現していると思う。イライラしてしまった後に読むと心が落ち着く。
バナバナ 41歳 主婦 名古屋市 夫43歳 8歳(女)

2 「さよなら さんかく」 
作:わかやま けん 出版:こぐま社

3歳頃に、私が勝手に節を付けて読んでいたが、ことばあそびとともにリズムの良さが気に入ったようだ。自分でも文章を全部覚えてよくよんでいたが、5年経った今でも「さよなら さんかく また きて しかく」とうたっている。
3 「ラブ・ユー・フォーエバー」 
作:ロバート・マンチ 絵:梅田俊作
訳:乃木りか 出版:岩崎書店

「いくつになっても、あなたがすきよ」と親が子どもに語りかける内容。何度読んでも最後のページで泣いてしまう。
N・K 44歳 主婦 名古屋市 夫47歳 17歳(女) 15歳(男)

2 「これは のみの ぴこ」 
作:谷川俊太郎 絵:和田誠
出版:サンリード

次々にフレーズが重なっていくことば遊びがおもしろく、何度も声に出して読んだ。最後の部分は一息で一気に読めるよう競争したりして楽しく遊んだ。
3 「100万回生きたねこ」
作・絵:佐野洋子 出版:講談社

妻・母という役割としての自分しかないような気がして悩んでいた時に出会った。「ある時ねこは誰のねこでもありませんでした」という文に、とても惹かれた。
あーちゃん 31歳 主婦 名古屋市 夫33歳 2歳(男) 0歳(男)

2 「ねないこだれだ」 
作・絵:せな けいこ 出版:福音館

長男は笑いながらも「足がないよー!」「連れていかれちゃうー!」と必死。携帯に撮り、出先でぐずった時に見せて即席絵本タイムを楽しんでいる。
3 「こんとあき」 
作:林 明子 出版:福音館

作者の絵が好き。“こん”がいろいろな災難にあっても、“あき”を安心させようと一生懸命な姿にせつなくも励まされる。
K・T 44歳 会社役員 名古屋市 妻37歳 4歳(女)

2 「ももんちゃん ぽっぽー」 
作・絵:とよた かずひこ
出版:童心社

自分と同じ赤ちゃんで、たくましく、おばけさんや金魚さんなどゆかいな仲間がいるのが楽しい。
3 「エンソくんきしゃにのる」 
作:スズキコージ 出版:福音館

作者の絵が異国風で幻想的で気に入っている。特にこの本は、子どもの頃に電車でいなかにいく時に感じたワクワク感が思い起こされていい。
さくら咲く 33歳 団体職員 七宝町 夫40歳 6歳(女) 2歳(女)

2 「ちょっとだけ」 
作:瀧村有子 絵:鈴木永子
出版:福音館

子どもは、私に甘えたい時にこの本を選ぶ。私も子どもが大事で抱きしめたくなる。
3 「ちょっとだけ」 
子どものことが大切でいとおしくなる本。子どもは、いつも子どもなりに頑張っているが、それを見直せる。
ケチャップ王子 35歳 主婦 三好町 夫37歳 4歳(男)

2 「きんぎょが にげた」 
作:五味太郎 出版:福音館

1ページ1ページめくる度に隠れている金魚を指で探していた。
3 「しろくまちゃんのほっとけーき」
作:わかやま けん
出版:こぐま社

ホットケーキが焼けていくのを見ておいしそうなので、子どもの頃に舐めてしまったことがあった。絵を本物に見立てて遊んでいたんだなあと思う。
卓ママ 39歳 主婦 東海市 夫43歳 13歳(男)

2 「かいじゅうたちのいるところ」 
作:モーリス・センダック
訳:じんぐうてるお 出版:冨山房

私が、かいじゅう一人ひとりになりきって「ガオー」と手振りも交えて読み聞かせたのが気に入ったようで、日に何度も読んだ。
3 「あおくん と きいろちゃん」 
作:レオ・レオーニ 訳:藤田圭雄
出版:至光社

単純な絵と、読んだ後に、ほんわかとあたたかい気持ちにさせてくれるところ。
こっこ 37歳 公務員 長久手町 夫35歳 2歳(男)

2 「こぐまちゃんのうんてんしゅ」
作:わかやま けん 出版:こぐま社

こぐまちゃんが「どっしーん、ぽーん」とボールにぶつかるシーン。
3 「よるくま」 
作・絵:酒井駒子
出版:偕成社

作者の暖かくてかわいらしい絵がどれも大好き。最初の出会いがこの本。