あのねっと 今号の特集テーマ “お父さん”を楽しもう  
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榊原さん 皆さんは、ふだんどのくらい子育てをされていますか。
石黒さん  僕はローテーション勤務で平日の昼間、家にいることもあるので、他のお父さんより子どもとかかわる時間があるかもしれません。
永津さん 僕は早めに帰宅できるので、下の子にご飯を食べさせたり、お風呂に入れたりしています。
久保田さん 平日はずっと妻が子どもを見ているので、土日は僕が見るようにしています。
大蔵さん 自営業なんですが、出張で家をあけて家族に負担をかけることもあるので、時間があるときは仕事を休んで家にいたり、おじいちゃん・おばあちゃんの家に子どもを連れて行ったりしています。
横田さん 帰宅は夜遅いことが多いんですが、朝は子どもと一緒にごはんを食べたあと遊ぶ時間が少しあります。土日はなるべく子どもを外に連れて行って、一緒に走り回るなど男親でないとできない遊びをするようにしています。
生田さん 子どもはもう大きいんですが、なるべく子育てに時間をさいてきましたし、以前から少年団の活動で大勢の子どもの世話をしています。
榊原さん 子育ての大変さについて、お母さんから何か言われることはありますか。
久保田さん 僕は私立中学校の教員で、日曜日に理科の実験教室があって出かけると、「あんたはよその子の面倒ばかり見て」とイヤミを言われます。でも、妻のグチは仕方ないと思うのでハイハイと聞いて、他のことはできるだけ妻の意に添うようにしています(笑)。もちろん、言い合いをした時期もありました。
大蔵さん 妻はその日あったことを僕に話してきます。僕の出張中に子どもの体調が悪くて世話が大変だったりすると、帰ってきてから穴埋めをさせられます。
横田さん 最初は子育ての大変さが全く理解できませんでしたし、奥さんの話に対して「こうすればいいんじゃない?」と言うと、「解決策を言ってほしいわけじゃない」と怒られました。今は、休日に僕が子どもとふたりで夕方まで出かけたり、平日も奥さんが煮詰まったときには、勤務先の近くで一緒にお昼ごはんを食べたりすると、落ち着きます。
永津さん 僕も子どもが2〜3歳になってから奥さんの大変さがわかるようになりました。それで、下の子が寝ている2〜3時間という条件付きですが、土日にひとりで出かけてもらうようにしたら多少は気が紛れるようです。
石黒さん 家内は話すことでストレスがやわらぐようなので、できるだけ話を聞いてあげるようにしています。
生田さん お母さんは、子どもを1日中見ていなくてはいけない時期が一番しんどいので、その苦労をお父さんがわかってあげるだけでも、ずいぶん違うと思います。