あのねっと今号の特集テーマ 「親子であそぶ」って? 
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編集部 子どもが小学生になると親子の遊びも変わっていきます。成長していく子どもとどのように遊んでいますか。
伊原さん 1〜2歳のときは子どもと遊んであげるという感じでしたが、大きくなってくると一緒に出かけて楽しむ形に変わってきています。つい最近、遊びのひとつに釣りが加わり熱中しています。主人が小・中学生のころにやっていましたし、私の父や妹の夫も釣りが趣味で連れて行ってもらったことがきっかけです。夏はキャンプ、冬はスキーと親子で楽しむことが、どんどん増えています。
下垣内さん 長男の場合、年を追うごとに好きなキャラクターが変わり、それを私も一緒に覚えて楽しんでいましたが、今は、私の好きなブロックに興味を持つなど、親子で共感できる遊びも加わってきました。今年の夏は家族5人で自転車に乗って近くのプールに行ったんですが、子どもの後ろ姿に成長を感じたりして、幸せだなと感じる時間を過ごせました。
深田さん おふたりともお父さんをうまく巻き込み、親の体温が感じられる遊びをしていてすてきですね。うちではお父さんが忙しいときには、乗り物好きの私が子どもを連れ、1日乗り放題の切符を買ってバスと電車を乗り継いで楽しんでいました。子ども同士で遊ぶ場合でも、ある程度の年齢までは親が視界の端に入れて見守り、親の存在をどこかで感じさせてあげたいですね。
大蔵さん うちの息子は小さいときから、どちらかというとお父さん子でした。今は時間があるときに、息子と父親でキャッチボールなどをしています。
宮嶋さん 「きゃら」に来る小学2〜3年生の子たちは、こちらが何も用意していないとつまらなさそうにしているんですが、遊びの選択肢を与えると何かひとつやり始め、そこからどんどん発展させていきます。大人は様子を見ながら秘密の物をちょっと出すなど、より盛り上がるように一歩下がったところで手伝ってあげればいいんですね。
 また、最初は興味がなくても大人が楽しそうにやっていると入ってくるので、親は自分の得意なことに子どもを巻き込んでいけばいいと思います。たとえば縫い物や料理をしていたら「私もやらせて」と言ってくるかもしれないので、そういう子どもの興味を受け止めて一緒に楽しんでみてはどうでしょうか。