あのねっと 今号の特集テーマ 子育て、親育ち  

特集1 モニターの“ホントのところはネ”子どもと「あそぶ」いっしょの時間
質問1 お子さんと遊んで、すごくおもしろかった体験は?
質問2 お子さんと一緒に、いつも何をして遊んでる?
質問3 子ども時代には、親と何をして遊んだ?
質問4 子どもにとって「あそび」とは? 一緒に遊んで思うことは?
answer part2
まりパパ 39歳 会社員
Y・H 37歳 主婦
子ども2歳(女) 半田市
一緒になって遊びたい

お絵描きで、私が娘の好きなキャラクターの絵を描くととても喜んでくれる。最近では、娘も自分で描いたり、好きな色を塗ったりして楽しんでいます。娘の成長が、行動から読み取れるところもうれしいです。

室内…積み木、ブロック、お絵描き、お料理遊び。
屋外…ボール転がし、かけっこ、すべり台、砂遊び。

両親とも働いていたので、兄弟で遊んでいました。親には、遊園地や動物園などに連れて行ってもらい、一緒に見たり、遊んだりしたことが楽しかったです。

親と子が一緒になって遊ぶことが大事だと感じています。子どもは、親を見てまねをしたり、自分で考えて遊びをさらにおもしろくしたり。できることがだんだん増えていって、喜び、楽しんでいることが伝わってきます。

やっぱり雪は冷たいなあ

娘と一緒にハーブの種植えをしたら、芽が出ているのを見て喜んでいました。また、チラシに自分でのりを塗り、ちぎった紙を貼って顔にしたりして遊んだら、のりを塗ることが楽しくてずっと塗っていました。

室内…おままごと。娘がおもちゃのオーブンにフライパンやハンバーグなどを入れ、「できあがり」と言ってお皿にのせて出してくれます。
屋外…庭で追いかけっこや砂遊び。公園で砂遊びやすべり台。走るのが好きです。三輪車に乗る練習もしています。

父とは、海水浴が楽しかったです。母とは、家の外でバドミントンやバレーボールをしてもらったのが楽しかったです。

五感をくすぐり、元気をもらう大切なこと。他の子に「貸して」と言うなど、成長するきっかけにもなります。遊びを通して言葉の使い方を覚え、いま話せる言葉で精一杯に気持ちを伝えてくれる。「やっぱり雪は冷たいなあ」と言ったときは、成長したなとうれしくなりました。「きっと」「ちょっと」などを付けて話すようになり、自分もそうやって成長したのだろうと思うと楽しいです。

かず 36歳 会社員  
とく 32歳 内職
子ども5歳(女)・3歳(男) 瀬戸市
父とラジコン作り

本気で鬼ごっこ。公園で、お母さんも含めて家族4人でやりました。お母さんがつかまるのを子どもが楽しそうに見ていた。本気で走って、みんなが楽しそうでした。

室内…ブロック、肩車。
屋外…散歩で公園に行き、すべり台、なわとび、ブランコ、鉄棒。

父親とラジコンを作ったり、壊れた部分を直したり。今の仕事につながっているかもしれません。ものづくりが好きになったきっかけです。

体力づくりができ、またみんなと協力することで人間関係が築けると思います。子どもの成長は早いので、今を大切に、やりたい遊びをいっぱいやらせてあげて、一瞬を見守りたいと思います。

「だっこ」と言われて…

散歩中に「だっこ、だっこ」と言われたとき、電信柱ごとにジャンケンをして「私が勝ったら歩く。負けたらだっこ」にしたら、夢中になって歩いてくれました。また、公園でボール遊びをしようとしたとき、私がキックしても返ってこないので、子どものほうまで行ってまた蹴ろうとしたら、どっちが先に取れるか…みたいになって盛り上がりました。

室内…車が好きなので、大好きな車のキャラクターが出てくるビデオを見ながらまねをしたり、本や図鑑を見ています。
屋外…公園でボール遊びやチャンバラごっこ。散歩しながらチャンバラ用の木を探したり、「ヨーイドン」で走って競争したり。

キャッチボールや相撲ごっこなど、いろいろ遊んでもらいましたが、夏に川でした「石あて」が印象に残っています。私の実家は山に囲まれた所で、夏は川へ泳ぎに行っていたのですが、親が投げた石を川に潜って探すのは楽しかったです。石の形が1個1個違うんです。

遊ぶことは生活だと思います。大人で言ったら仕事みたいな感じ。子どもと遊んでいると楽しいし、自分もブランコに乗ったり、鬼ごっこしたりできるのでうれしいです。子どもも遊びを通して、できないことができるようになって成長すると思います。

E・T 39歳 会社員
Mくんママ 37歳 主婦
子ども5歳(男) 名古屋市
おもちゃを自分でアレンジ

おもちゃの刀を最強の武器にするために、自分で画用紙や折り紙を使ってアレンジを加え、私とチャンバラをすることがおもしろいようです。自分が考えて作ったもので遊ぶことが楽しいようですし、自分で作ったものはボロボロになるまで使っています。

室内…画用紙や折り紙を使って工作。ブロックを組み立てて、ロボットや乗り物を作る。
屋外…公園の遊具、ボール遊び、鉄棒。

私の親は兼業農家で商売もしていたので、親と遊んだ記憶はあまりありません。

創造力を豊かにすること。世の中のルールや構造を知ることができる。遊びを通して、子どもの成長や性格、得意・不得意が把握できる。

母と3姉妹でごっこ遊び

“書く”よりも“作る”が好きなようで、形にしてくれるものは何でもおもしろいです。また、一緒に歩きながら会話の中で遊んだり、走ったり立ち止まってみたりするだけでも遊びになります。親も「遊ぶ時間をつくらなくちゃ」ではなく、その時々を楽しむようにするほうがよいのかなと思います。

室内…ブロック、国旗あてクイズ、切り紙、折り紙。
屋外…遊具、落ち葉や枝を使った遊び、動物園。

3人姉妹で母と一緒にした「ごっこ遊び」は数知れず。母ならではの展開が、子ども同士のマンネリを刺激してくれて、遊びの幅が広がったことをよく覚えています。庭で母が犬のまねをしていたら、近所の方が自分の飼い犬が逃げたのかと思って大騒ぎになったことなど、エピソードはいくつも。家事の合間に時間をたくさんとってくれていたと感じます。

さまざまな遊びの道具があるなかで、受け身的に接するのではなく、主体的に創造力の発展や学ぶことにつなげてほしいと思います。親が遊ぶ道具を選ぶときに、子どもが欲しがる物との境目がとても難しいと感じます。遊びに関わるなかで、子どもの成長や性格、得意なことなどいろいろな発見ができると思います。

T・N 34歳 会社員
H・F 36歳 主婦
子ども7歳(女)・3歳(男) 長久手町
一緒にローラーブレード

子どもたちにローラーブレードを買ったとき、子どもだけではすぐに飽きてしまうと思い、私用も購入して一緒に遊ぶことにしました。最初はいろいろと教えてあげましたが、子どもたちの上達は思いのほか早く、今では子どもについていくのがやっとです。

室内…玉ころがしのおもちゃ、プラレール、かくれんぼ、本の読み聞かせ。
屋外…ローラーブレード、フリスビー。

キャッチボール。小さいころは、スピードが速くて受けるのがこわかった父のボールが、大学生になって久しぶりにしたとき、あまりに遅くなっていて少し悲しかった。

友だちと遊ぶことで、他人との接し方を学ぶことができる。大人になるために身につけるべきことが、遊びの中にあると思います。友だちをつくる、ケンカの仲直りをする、人に譲る、順番を守る、新しい遊びを発明するなど。また、家族みんなで遊んだあとは、子どもたちは生き生きしていて幸せそうです。

お弁当を持って

うちの子たちは、お弁当を持って外に行くのが大好きです。春と秋は、ほぼ毎週、お弁当を持って近くの公園へ行きます。時々、スケッチブックを持って行き、絵を描いたりします。お互いの絵を見ながらいろいろ話をすると、けっこうおもしろいです。

室内…本読み、折り紙、菓子作り。
屋外…公園でかくれんぼや追いかけっこ。

お正月にする韓国のすごろく「ユンノリ」。

幸せな子ども時代をつくってあげたい。子どもたちが大人になったときに、「あのときは幸せだった」と思えるような思い出を残してあげたいと考えています。