槇尾さん 相棒的存在として、子どもと一緒に座ってボーッとしているときに、幸せを感じますね。
辻さん
子どもを通じて広がる人間関係が大きな財産であり、子育てのよろこびにつながると思います。また、4歳になると自分でやれることが増え、「僕が持ってあげる」なんて言ってくれると、成長したなと思うし、大人同士の関係にはない幸せを感じます。
栗田さん 家族の会話が子ども中心に変わって話題が増えたし、子どもがいると何をしても二倍大変だけれど楽しさも二倍ですね。それに「ママ、ママ」と言って来てくれると、自分が必要とされているなとか、パパやおばあちゃんよりもママ優先なんだなと思って、うれしくなります。
村上さん 子どもはかわいいし、日々の成長を感じますが、今は子育てに必死なのでよろこびを感じる余裕がないですね。この子にとって何が一番いいか、考えすぎているのかもしれません。 伊原さん 月に何日か仕事をしていて、夏休みに仕事が終わって汗だくで帰宅すると、「お母さん、お帰り!」と冷たいお茶を持ってきてくれたり、肩をもんでくれたり。そうすると疲れが和らぎます。買い物に行くと、7歳の娘が私の服を選んでくれることもあり、ちょっとよろこびを感じます。
牧村さん 子どもが大きくなっていつも一緒にいなくても、ふとしたときに「私にはこの子たちがいたわ」と、存在自体がうれしくなることがあります。また、息子から「お母さんは僕たちのことで苦労したから」という言葉を聞いて、子どもは親の苦労をわかって認めてくれているんだなと思いました。 |