あのねっと今号の特集テーマ 「ほめる」子育て 
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編集部 皆さん、「ほめる」子育てはされていますか。
落合さん 私はほめることが苦手で、よそのお子さんには自然にほめ言葉が出るんですが、自分の子どもに対しては白々しいほめ方になってしまいます。それで、無理をするのはやめて、なるべく子どもと一緒にいるようにして、その延長で少しでもほめてあげることができたらと思っています。
近藤さん 中2の長男が小さかったころは私に余裕がなく、しかってばかりで萎縮した子になった気がします。小6の次男に対してはほめまくっていたんですが、図に乗るところがあってバランスが難しいですね。小3の三男に対してはどっちつかずです(笑)。子どもを思ってしかっているつもりが、八つ当たりしてしまうこともあります。
石黒さん 下の息子はまだ2歳なので何かできるたびにほめたくなるんですが、6歳の娘に対してはしかることのほうが多いですね。
生田さん 私はほめる機会があまりなく、男親は特にそうかもしれませんが、いいことがあったときには、ほうびとして物を与えてよしとしている傾向がある気がします。
坂さん ほめたりしかったりするときの基準はありますか。
近藤さん 友だち関係やあいさつに関しては厳しく言っています。自分の価値観が基準になっているのかなと思います。
落合さん しかるのはモラルや常識から外れたときですね。小学生になってからは、相手の気持ちを考えた言動ができるようになってほしいと思って対応しています。この前、友だち関係のことでほめずにはいられなかったことがあるんですが、主人は「そこでほめていいのか?」という反応でした。
石黒さん 保育園の準備をしてくれないときや、下の子が遊び食べをしたときなどにしかっています。ほめるのは、自分で気づいて片づけなどをしてくれたときですね。
生田さん 成績の良し悪しなど数値として表れる部分や友だち関係に対して、ほめたりしかったりすることが多いですね。
坂さん 皆さん、それぞれ自分のモノサシがあって、それを基準にほめたりしかったりしているんだろうと思いますが、案外そのモノサシが意識されていないのかもしれませんね。親としては愛情が先走って、感情的に怒ったり、先に答えを出してしまったり、あるいは時間に追われるあまり「宿題やったの?」「用意はしたの?」と、朝から晩まで矢継ぎ早に言葉をかけてしまう。
 でも、本当に望んでいるのはそういうことではないので葛藤が起きるんですよね。ですから、改めて自分のモノサシを意識し直してみると、冷静な対応をしやすいのではないでしょうか。