あのねっと17号今月のテーマ 子どもの遊びと、おもちゃ・絵本
あのねっと入手についてのご案内
子育て支援センター ファミリー・サポート・センター
おもちゃや絵本を選ぶとき、子ども自身に選ばせていいのか、
親が選んだ方がいいのか迷うのですが…
小さい子どもは、お店に入ると、そのとき目に飛び込んできて興味を持ったものに手を伸ばします。でも、ふだんの生活のなかで、その子の興味を知っているのは身近な大人なので、小学生になるまでは大人が冷静に選んだ方がいいと思います。小学生になると、たとえ7歳でも子どもなりに築き上げてきた世界を持っているので、その子の基準で選ぶものがあって当然だと思います。それと同時に、大人の判断で子どもと違うものを選んで与えても、小学生になれば違いを楽しむ余裕が出てくるのではないでしょうか。お誕生日は子どもが、クリスマスは親が選ぶなど、約束事として決めておいてもいいですね。
ゲーム機を欲しがりますが、与えていいかどうか悩みます。また、与えた場合、遊ぶ時間を守らせる自信がありません。
ゲーム機を否定はしませんが、できれば小学生になるまでは、その時期ならではの感性を大事にしてあげたいので、与えない方がいいと思います(本文1項参照)。また、時間を守らせたい場合、よく「時計の針がここまで来たら」と言ったりしますが、子どもにとって時計の針は理不尽に進むものです。わが家では、時間を守らせたいときには、「ごはんだよ」と呼ぶまでとか、「お風呂が沸いてピッピッとなったらおしまいね」などと言っています。生活リズムに合わせて、子どもにわかる目標を立てて約束すると、子どもは納得しやすいのではないでしょうか。