質問項目
自分のしつけについて、ある程度の自信がありますか?
子どもが納得できるような、わが家流の叱り方があったら教えてください。
しつけについて、祖父母とのギャップを感じていることがあれば教えてください。

●家族構成/夫(40才)・長男(5才)
ある。もちろん完璧ではないが、場所や周りにいる人に関係なく一貫性は持っているつもり。ダメなことはダメと常に子どもに示していかなければいけないと思う。よその子でも、うちに来ているときにはうちのルールで叱る。
子どもの友だちのしつけられ方はさまざま。「○○ちゃんはテレビをいっぱい見てる」とか「いつでもおやつを食べてる(制限されていない)」などの情報をたくさん持ってくるが、「うちはうち!よそのおうちのやり方がいいなら、そのうちの子にしてもらいなさい」と言って考えさせる。
祖父母が子育てをしていたときはとても厳しかったのに、孫が相手だと甘すぎる。逆に「子どもに厳しすぎる」と子どもの前で私たちを叱るのは本当に困る。子どもの前で親を批判するのはやめてほしい。
(れんママ 39才 大学院生・大学非常勤講師 名古屋市)
●家族構成/夫(35才)・長男(3才)・長女(1才)
ない。「子どもは親の言うことは聞かないが、やることはマネをする」とよく言われるが、本当にそのとおり。良いこと(落ちているゴミをゴミ箱に捨てるなど)だけをマネしてほしいが、両手に荷物を持っていてつい足で戸を開けるところもしっかりマネされる。
おもちゃを投げたりしたとき「いたたた……」と、大げさにおもちゃのせりふを代弁する。「投げられると、ボクとっても痛いんだよ。やめてよ。もっと大切にしてくれるとうれしいなあ」など。
物で叩いたりしたときに「喜ぶような表現」はやめてほしい。おもしろい顔見たさに、わざと何度も繰り返して困ってしまう。「痛いよー」「やめてよー」など、「してはいけないこと」として子どもにわかるようにしてほしい。
(りょうママ 34才 主婦 豊田市)
●家族構成/夫(48才)・長女(17才)・長男(15才)・義母(73才)
ある。しつけとはマナーやモラルを身につけさせることだが、その根本は、他者への思いやりの心を持てるように子育てをすることだと思う。なぜなら、心優しい子どもに成長していると信頼しているから。
○○すべきだ!という善悪の押しつけではなくて、○○した方がまわりも自分も良い気持ちがするということを子に伝え、子の意見も聞いて話し合う。
お年寄り(祖父母)は、世間体を基準にしたしつけを無意識にしやすいと思う。また、自分の子育て経験で失敗した点を次の世代に解消させたいという願いが、見え隠れしている場合もあるのではないか?
(サボテン 45才 主婦 西春日井郡師勝町)
●家族構成/夫(44才)・長女(6才)・次女(2才)
「ある」と思っている!? 外でも家でも、良いこと、悪いことはそのつど教えているつもり。自分の「しつけ」に「自信がある」とは言い切れないが、ある程度の自信を持たなければ、子どもも親の態度を見て迷うと思う。
その場、その時に叱る。また、その場、その時でなくても、どうしてそうなったかを子どもが覚えていて、自分の気持ちが言えるうちに叱る。
おばあちゃんたちは「○○さんが怒るからやめよう」といった叱り方をするので、子どもはなんで注意を受けたかわからない。「なんでそれはダメなのか」をちゃんと伝えてほしい。
(シュークリーム 37才 主婦 安城市)
●家族構成/夫(43才)・長男(14才)・長女(11才)・次女(4才)
ある。していいことと悪いことを、赤ちゃんの頃から根気よく一貫性を持って言い聞かせているから。そのポイントを押さえた上で、温かく見守ってしつけていけば大丈夫だと思っている。
○○すると、こうなってしまうかも知れないよ? というように、本人に悪い見通 しや結果を考えさせたり、自分がされたら嫌だという気持ちにさせて納得させる。
同居していないこともあり、特にない。
(芳本里佳 38才 主婦 知多郡東浦町)