児童総合センターのあそびの中から、みんなに人気のあったあそびや、みんなに教えてあげたいあそびを選んだよ。あそびながら、さらに自分たちでアイディアを出し合って、あそびを広げてみよう!
体験カードには一枚のカードにひとつずつあそびが書いてあるんだ。何枚も体験していくと、なんだかどんどん楽しくなってくるよ。最初に、みんなでカード作りから挑戦してみようね。
どんなあそびを体験したいか、考えよう。みんなで意見を出し合おう。
一枚にひとつずつ、あそびの内容やあそび方を絵や文で書いていこう。
好きなカードを取って、体験しに出かけよう。
【体験カードの例】
●土のある場所を探して、カードについているシールに土をペタッとつけてみる「土のカード」
●いろいろなところをさわってみる「さわってみよう!」カード
●拾った葉っぱをはりつけて数日経ってから見てみる「はっぱはどうなるの!」カード
●どんどん変わる雲の形を描く「空のくも」カード
●いろいろな場所で草や花などのにおいをかいでみる「はなをくんくん」カード
●葉っぱをなぞり切り取った色シールを組み合わせて作る「ムシムシールで昆虫図鑑」カード
あそびをおもしろくするには?
「こんなあそび、してみたい」と思ったら、どんどんカードにしてみよう。自然の中で体験するあそびの他に、部屋の中のあそびもいいね。
君たちのまわりに大きな木はないかな。手が回らないくらい太い幹、葉っぱが生い茂って背の高い木などいろいろさがしてみよう。見つけたら、まずは、木の表面を手で触ってごらん。そして、木を抱きしめたり、登ってみたり・・・。木と一緒になって、あそんでみよう。
愛知こどもの国の「やまもも」の大木
木の形
木にも、枝にもいろいろな形があるよ。面白い形をさがしてみよう。
ギコギコきりぬり・・・あぶらぶ19号をみてね。
気に入った木の枝の一部分を切り取り、「土えのぐ」で、模様を描いていく。
木の肌ざわり
木の表面はザラザラだったり、ツルツルだったり。手で触って、確かめてみようね。
こすり絵・・・
木の表面に紙を当てて、上から鉛筆などでこすってみると、どんな模様が写せるかな。
木の音
木をたたいて音を聞いてみよう。また、幹に耳を当てて中の音を聞いてみよう。
忍じゃるツアー・・・あぶらぶ19号をみてね。
忍者になって、森を探検。忍法「妖怪さがし」では、木の音も聞いてみるよ。
木のにおい
鼻をくんくん。木の香りはどんなだろう。木の種類によって香りは変わるよ。
原始の森・・・あぶらぶ18号をみてね。
短く切った木の枝に、いろいろな飾り付けをしながら、見たことのない植物をつくる。たくさんつなげて森をつくろう。
ボールを色分けするという簡単なルールのあそびだよ。トングや釣りざおなどの道具をうまく使いこなすことができるかな。何分でできるかチャレンジするのがおもしろいよ。
赤・青・黄のボール
ボールプール(ダンボール箱を加工した柵) 
トング・かご(背負えるもの) 
ゴール(大きなダンボール箱など)・ほうき
ガムテープ・釣りざお(さおの先にボールをつけたもの)
ボールプールの中にある3色のボール(200個程度)を色別に分別する。何分でできるかチャレンジする。 
散らばった3色のボールをトングを使って拾い、背負ったかごに入れていく。何分でできるかチャレンジする。
散らばった3色のボールをほうきを使ってゴール(寝かせたダンボール箱)へシュートする。何分でできるかチャレンジする。
ボールプールの中の3色のボールを、ガムテープをつけた釣りざおでくっつけて釣り上げる。釣れたボールを分別して箱に入れる。
あそびをおもしろくするには?
ボールの代わりに、ペットボトルやプラ容器、紙容器など家にある物を使ってみるのもいいよ。チームを作って、対抗戦にすると、すご〜く盛り上がるよ。
いろいろな土や粘土を使って描くあそびだよ。粘土の色の違いや、同じ粘土でも水の混ぜ方で、触り心地が違うことが発見できるよ。みんなが作った宇宙の模様のかけらをつなぎ合わせると、大きな宇宙の模様になるんだ。
紺と黒の色画用紙、土粘土(白:カオリン、赤:加茂川石粉、黄:中国黄土 *身近にある土や粘土でもOK。)、ホチキス、粘土を入れておく器、水
黒と紺の不定型に切った紙に、加える水の量によって3つの状態(粉、粘土、泥)になった3種類の土を作り、指で模様をつけていく。
粉状:指に少し粉をつけ、紙にこすりつけて、模様を描く。
粘土状:好きな形に変えてスタンプをするように紙に押し当て模様をつける。
泥状:指に泥を付けて絵の具のように模様を描く。
できたものをホチキスでつなげていく。
あそびをおもしろくするには?
水の混ぜ具合で粉、粘土、泥などに変化するのがわかったかな。土や粘土の色は、採れた場所で違うし、同じ場所でも深さで違うよ。