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棚の上にずらりと並んだガラスのビン。中には、スイカやトマトなどの食べ物、花や葉っぱなどの植物が入っている。よーく見ると、茶色に変色しているものや、どろどろになって、元の形がかろうじてわかるものもある。匂いをかぐと、鼻にツーン。ガラスの中身は、みんな時間をかけて、腐ったモノなんだ。これは、「腐る」をテーマに制作を続けているたなかもといさんの作品。「植物や昆虫、そして人も、いつかは自然に帰っていく。死や腐敗を見つめることは、とても前向きなことだと思う。」とたなかさん。腐ることも、自然の一部なんだ。一度、キミたちも「腐敗」をじっと見つめてみてはどうだろう。 |
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