あのねっと 今号の特集テーマ 子育てに、よろこびを感じるとき  

いま活用したい!子育てサポートin岡崎市
3.青少年センター・児童センター 親子のふれあい、子どもの遊びと、市民の芸術文化を育てる複合施設。
小学生がお月見だんご作りを体験
 中秋の名月を控えた9月の土曜日、「太陽の城」で工作教室「お月見だんごをつくろう」が開催され、小学生25人がだんご作りを体験した。工作教室は、小学生を対象とした児童センターのイベントのひとつで、季節にちなんだテーマで年7回開催されている。
 「お月見だんごをつくろう」では、始めに「太陽の城」のスタッフが、紙芝居を見せながらお月見の行事について紹介。そのあと、子どもたちはグループごとにだんご作りに取りかかり、手を真っ白にしながらだんご粉をこね、耳たぶぐらいの柔らかさになったら、一人ひとりが好きな形にして蒸し器に並べた。できあがっただんごは、しょう油ダレやきな粉をまぶして食べ、「柔らかいね」「おいしい」と子どもたち。家でも作れるよう、帰り際にだんごのレシピが渡された。

遊び場を用意し、サークルも支援
 「太陽の城」は、児童センターと青少年センターの両機能を備えた複合施設で、国際児童年を記念して1979年に建設された。
 児童センターでは、工作教室の他に「子ども造形教室」「絵本の読み聞かせ」「おやこの体操」などを定期開催し、乳幼児を持つ親と子が参加するサークル活動の支援もしている。また、自由に利用できる、乳幼児用のプレイルームや幼児・小学生低学年用の遊戯室がある。
 青少年センターには、ミュージックホールや音楽研修室などがあり、コンサートや音楽・ダンスの練習などに使用されている。
複合施設の強みを生かしたい
杉田喜美子所長補佐
児童センターの催しには、地元の演劇や音楽などのグループにもご協力いただいています。お母さんがリフレッシュでき、子どもが“本物”を体感できるような催しになればと思っています。音楽設備の整った複合施設であることがここの強みなので、人と情報のつながりを生かして事業をさらに充実させていきたいですね。
 

青少年センター・児童センター「太陽の城」

岡崎市明大寺本町1-2
TEL 0564(24)2535 FAX 0564(24)2537

【施設概要】
●開館時間
児童センター(1階)9:00〜17:00
青少年センター(2〜5階)9:00〜21:00(日祝日は17:00まで)
●休館日
月曜日、祝日の翌日、12/29〜1/4
●施設内容
(児童センター・青少年センター)
プレイルーム・遊戯室・児童図書館・工作室・視聴覚室・研修室・音楽ライブラリー・ミュージックホール・音楽研修室など

【児童センター事業】
子ども造形教室・工作教室・えいが会・おやこのひろば・おやこの体操・絵本の読み聞かせ・わんぱくフェスタin太陽の城・もちつきの会・ひまわり教室・乳幼児サークル育成・子育て相談など
  1.総合子育て支援センター   2.西部地域交流センター「やはぎかん」