あのねっと今号の特集テーマ 「親子であそぶ」って? 
あのねっと入手についてのご案内
子育て支援センター ファミリー・サポート・センター
15日 ウィルあいち
 タレントの香坂みゆきさん、小説家の室井佑月さん、コラムニストのジョン・ギャスライトさんがパネラーに、作家の宇佐美百合子さんがコーディネーターとなって、「子育て・子育ち」をテーマに話し合いました。

 タレントの清水圭さんを夫に持ち、9歳と4歳の息子を育てる香坂さんは「子育ては育児書どおりにはいかないし、最近は『宿題をやりなさい』など朝から晩まで子どもに怒鳴っている。でも、子どもは何かのきっかけで成長するので、わが家なりのモノサシで子どもに接し、なんとかなるさと思うようにしている」と話しました。

 6歳の息子と両親と暮らす室井さんは「しつけは一番不得意な分野。私自身がルーズな性格なので、『ママってダメだね』が息子の口癖」と観客を笑わせる一方で、「『弱い者いじめはするな』と教え、また小さいころから息子の質問には論理的に答えてきた。家族の愛情を受けて『戻るところがある』と感じていれば、子どもは道を外さないと思う」と子育て方針を語りました。

 11歳と10歳の息子を持つジョンさんは「子どもを叱るのは1分以内にし、叱ったあとは妻と私でダブルキス。1分以上叱るのは親の自己満足で、子どもも1分ならしっかり聞く。怒れてきたら、こぶしではなくお尻に力を入れて自分をコントロールして」と話し、トークの合間には木の物まねストレッチ「モクモク体操」を披露しました。

 宇佐美さんは「時には失敗を通じて学ばせることで、子ども自身の『子育ち力』が育つ。親は子どもを認め、期待ではなく理解と応援をしてほしい。また、寝る前の5分でもいいので、お母さんは自分のための時間を持ってほしい」とまとめました。

15日 ウィルあいち
 子どもと子育てを応援する取り組みを行うNPOや行政担当者らがコラボレートし、地域の絆づくりに役立てることを目的に、5つの分科会が開催されました。
 「地域社会の子育て力の向上をめざして」と題した分科会では、犬山市の石田芳弘市長やNPO関係者らが、それぞれの取り組みを紹介しながら、市民と行政の協働に向けて意見を交換。石田市長は「子ども未来課」の新設などに触れるとともに、「地域の多様性を重視し、住民自治基本条例をつくりたい」と展望を語りました。
 また、ヒューマン・エイド22代表の椎谷照美さんは、NPOが指定管理者として子育て支援センターを運営するメリットについて、あいち・子どもNPOセンター専務理事の山口君子さんは、協働による公共サービスの充実やNPOの自立について、聖和大学講師の橋本真紀さんは協働の課題などについて話しました。わが家流子育て応援団ふりあん理事長の江口このみさんがコーディネーターを務めました
15日 ウィルあいち
 子育て公開トークや分科会が行われている間、別室では愛知県児童総合センターが「食」をテーマにした遊びのプログラム「あそびのレストラン」を開催。参加した子どもたちは、食べ物カードを使ってカルタ取りや買い物ゲームをする「チャレンジマート」、食べ物サンプルをトレーに並べて顔を作る「おいしいかお」など、7つのプログラムを思い思いに楽しみました。