特別企画事業/愛知こどもの国
第3回特別企画事業 ネイチャー・ワンダーランド2003
平成15年3月15日~5月11日
第3回特別企画は、(愛知県豊橋市在住の)アーティスト・味岡伸太郎さんの世界観をきっかけに、普段見過ごしている「自然」について、五感を駆使した遊びを通じて、新鮮な驚きと気付きの体験をする「ネイチャー・ワンダーランド2003」を実施しました。中央管理棟大ホールの半分を「『自然のナワバシゴ』~味岡伸太郎さんの世界~」とし、味岡さんの自然と向き合う姿勢や考え方を直接体験できる場としました。作品は愛知こどもの国の中で採取した木の枝や石を利用して制作され、実際に触ることもできるようにしました。プログラムは、この「自然のナワバシゴ」の体験をきっかけとして、「自然」を感じ、発見することをねらった「体験カード」と「つくってあそぶプログラム」で構成しました。
『自然のナワバシゴ』~味岡伸太郎さんの世界~
中央管理棟大ホールの半分に味岡伸太郎さんの作品13点を展示しました。味岡さんの作品の内容に、より深くかかわるための「体験カード」も用意しました。
やってみよう!
なるほど!体験カード
22種類の体験カードで「自然」への新たな発見と気づきの体験をしました。
テトテトラ
自分の手のひらの長さに切った小枝6本を組み合わせて小枝のテトラ形が完成。ひとりひとりのテトラをたくさんつなげて大きな形をつくっていきました。
味岡伸太郎さんのプロフィール
1949年 愛知県豊橋市生まれ。1967年頃よりグラフィックデザインを始める。1984年より書体のデザインを始め、フォントとして150書体以上使われている。1980年頃より美術作品の制作を始め、一貫して自然素材の作品群を制作。1990年以降は主に土を素材とした作品を国内外の美術館、画廊から招待され発表を続けている。現在、美術、デザインどちらにも片寄らず、関わってきた全てを継続中。