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お茶のサークル
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亀崎児童センターでは、子どもの遊び場としての役割はもちろん、子育て支援にも力を入れている。0・1歳児とお母さんが自由に参加して手遊びなどを楽しむ会「ぴよぴよ」や、2・3歳児対象の親子サークル「親子ひろば」を毎週開催するほか、児童センターを利用する自主親子サークル「カメカメ」の活動もサポートしている。
児童センターの年間行事は、母親クラブと話し合って大枠のスケジュールを決め、実施する際には母親クラブや地域の人々の協力を得ている。今年度5回企画した「元気っ子スポーツ」では、幼児も楽しめるグラウンドゴルフを「亀楽会」のお年寄りたちから教わった。また「アウトドアクッキング」では、ジュースなどのアルミ缶
でご飯を炊く「缶ごう炊飯」や、パン生地を竹に巻き付けてたき火で焼く「竹パン作り」を楽しんだ。
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ふだん児童センターに遊びに来る子どもたちは、室内で卓球やバドミントン、ビリヤードをしたり、庭や広場でサッカーやドッジボールをしたり。当たっても痛くない布製のフリスビー「ドッチビー」や、パソコンでゲームやインターネットを楽しむ子もいる。工作も自由にできるよう材料や作り方を用意している。また児童館としては珍しく、お茶の作法を練習する子どものサークルもある。
児童センターの役割や方針について岩田裕美館長は語る。
岩田館長「来やすくてホッとできる居場所でありたいですね。大学生ぐらいのお兄ちゃんも遊びに来て、小さい子の相手をしてくれるんですよ。親御さんたちは『児童センターなら安心』と言ってくださいます。子どもには生きていくうえで必要な援助をし、子育て中のお母さんには、親同士で育児についての情報交換ができる場を提供していきたい。今まで根づいてきた活動や人とのつながりを、これからも大事に引き継いでいきたいと思います」。
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岩田館長 |
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