「ただいま〜」玄関に入ると、くんくん、「あ、このにおいは。カレーだ!」 そう、においだけで、今夜のおかずがわかっちゃうこと、よくあるよね。おいしそうなにおい、優しいにおい、臭いにおい、強烈なにおい、・・・。自然のにおいもあれば、消臭剤のような人工のにおいもある。いろんなにおいについて、さぐってみよう、あそんでみよう。
作り方、簡単。さて、光が当たって、映し出される絵は?
アルミホイルに光が当たると、キラキラしてキレイ。このアルミホイルで、素敵な絵を作ってみるよ。できあがったら、光を当ててみよう。においはしないけど、キラキラしてドロップみたい。
画用紙、アルミホイル、竹串、油性マーカー
アルミホイルの光る面が表になるように、画用紙に貼る。
裏側から竹串でひっかくようにして、好きな模様や絵を描く。
ひっくり返して、アルミホイルの面に油性マーカーで色をつける。
アルミホイルの面に光を当てて、スクリーン(壁や障子でもいい)に映してみる。
ひっかいた絵と表面の色が合体して、不思議な映像が現れたかな。いつもは台所で使っているアルミホイルも、工夫次第で、あそびの素材になるね。


アーニャさんは、塩、生け花、果物、植物、チョーク、ろうそくなど、はかなく消えゆく素材を大胆に使う作家なんだ。その使い方もすごくて、バラの花を床一面に敷き詰めたり、チョークを海岸に積み上げたり。1994年に発表した「ストローク」という作品は、チョコレートを画廊の壁面いっぱいに塗ったもの。チョコレートの甘い香りに包まれた部屋に、ベンチが置いてあって、そこに座って、鑑賞するんだけど、何とも不思議な気分。食べたくなっちゃいそうだね。