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- 汗かくメディア2015 Beat watch
Beat watch
[横佩 祐司]
作品説明
ダンスは音を聞いて動き出し、自分の感じた感覚を体で表現します。
この作品はその法則を反転し、動けば動くほど、曲のリズム(楽器)が増えていく空間作品です。
視覚的に表すことで、人の動きとともに躍動感を感じさせ、音楽とともに体を踊らせることが楽しいと感じられます。
この作品の構造は、空間の真上に、水の入ったアクリル水槽を点光源の光で照らしてます。
水の表面にはスピーカーがついており、点光源によって投影された6つのスピーカーの影に、人が通るとセンサーにより6つ別々にスピーカーの音が流れるという仕組みです。
水の表情を点光源の光によって表すことで、動きが大きい程、波紋の動きは増し、空間と音が一体化したような空間が生まれます。音はそれぞれ楽器(パート)分けをされており、ドラム、ピアノ、ギターなど、より動くことにより、センサーが反応し楽器が増える仕組みです。
動くこと、踊ることで様々な音の可能性を楽しんでほしいです。
作品動画 → https://www.youtube.com/watch?v=UYTSVY1rnOs
プロフィール
横佩 祐司(よこはぎ ゆうじ)/1993年広島生まれ/千葉県 在住
2015年 広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科 立体造形分野 卒
音をビジュアル化する表現と、ライフワークであるダンスを元に作品を制作。2014年には毎年冬に広島にて行われる、ひろしまドリミネーション2014「peace loop」のデザインをコンセプトからてがけるなど空間デザインにも取り組んでいる。