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- あそびワンダーブック1996-2002
- トラトラトラリー
◎どんな遊び?!
五人一組のチームで、トラに変装したスタッフを見つけてゲームに挑戦。変身アイテムを手に入れて、トラに変身していく遊びです。次から次へとターゲットを見つける「宝探し」的要素と「次のゲームは?」という期待感が子どもたちをワクワクさせます。一つ一つのゲームの楽しさだけでなく、自分たちが変身していくという楽しさも加わり、動作だけでなく視覚的にも楽しめます。またゲームの結果によって思いがけない変な動物に変身してしまう見通しの立たないところもこのゲームの魅力です。
◎人数・材料・道具
- 人数
- 10人〜50人程度(3〜5チームに分かれる)
- 材料・道具
- トラの変身アイテム(耳・しっぽ・手・模様[服]・マント)や他の動物の変身アイテム・フェイスペインティング用の絵の具・鏡・得点板・チームの目的(はちまきゼッケンなど)
◎遊び方
- 顔にトラのひげをペイントしてスタート。チームで館内を巡回している「スタッフトラ」を探す。
- 見つけ出したらゲームに挑戦し、クリアするとトラの変身アイテムがもらえ、その場で変身する。クリアできないと他の動物の変化アイテムになる。
- 5つのアイテムを手に入れて、ゴールへ行くと終了。全チーム戻ったところで結果を発表する。
どれだけトラに変身できたかを競うが、勝敗にこだわらず他の動物が混ざった面白い変身をみんなで見せ合うような発表会にする。 - 【スタッフトラの役割】
スタッフトラはアイテム(耳・しっぽ・手・模様[服]・マント)ごとの担当を決め、それぞれのアイテムを自分自身に着け、子どもたちのグループ分もって会場内をねり歩く。子どもたちに見つけられたら、その場で「アイテムを手に入れるためのゲーム」をする。クリアできたチームにトラのアイテムを、できなかったチームに他の動物のアイテムを渡していく。 - 【アイテムを手に入れるためのゲーム】
■しっぽのゲーム
小さな四角の上にチーム全員が一緒に乗り、10秒バランスをとるゲーム。
■耳のゲーム
トラの耳とウサギの耳をピンに見たてたボーリング。
■模様のゲーム
トラとシマウマの模様のサイコロを振る。
■手のゲーム
トラトラジャンケン(振りつきのジャンケン)
■マントのゲーム
チーム全員で万歩計をつけて30秒間駆け足をして、目標の歩数をクリアする。
※ゲームはチームに力を合わせないとできないものや、運で決まってしまうようなものを取り入れた。
◎ポイント
5つのゲームをしていく途中で、「1つのゲームをクリアして変身したらチェックポイントとして一度受け付けに戻ってくる」というルールを設定した。戻って来たら自分たちで得点板にクリアしたゲームに印をつけるようにした。このことで自分たちのチームの確認になり、他のチームの進行状況も知ることができ参加意欲が高まった。
このゲームは、公園など人を探すために走り回るくらいの広いスペースがるとより楽しめる。