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- あそびワンダーブック1996-2002
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◎どんな遊び?!
露出してはいるけれど普段は使うことの少ない、手の甲を粘土で覆うことによって、冷っとした温度感や圧迫感などあらたな触覚を体験する。自分の手をかたどることにより、改めて手をじっくりと見てみる。あわせて「片手のみでつくる」という不自由さも体験する。
◎人数・材料・道具
粘土約1kg、粘土ベラ・型押し棒(角材・丸棒など)・櫛・切り糸
◎遊び方
- 1kg程度の粘土を、切り糸で厚さ1cm程度にスライスする。
- 片手で好きなポーズをとり、手の甲を上にして粘土板に置く。
- スライスした粘土をかぶせて、押し付けながら手のかたちをしっかりと整える。
- 片方の手は包んだまま、粘土ベラ・型押し棒・櫛・粘土などを使って、模様や飾りをつける。
- 手をはずしたあとに裏返し、自分の型どった手のしわや爪などをじっくりと見る。
◎ポイント
いつもは力の限り素材(粘土)をつつきまわしている子どもたちが、「自分の手が入っている」ことを意識し力を加減するという、素材に対してこれまでとは異なった対応を見せる。