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- あそびワンダーブック1996-2002
- カンチキ大作戦
◎どんな遊び?!
普段の生活の中では、なかなか見つけられないような、わずかな空気の流れや心地よさに敏感になれる遊びです。身近にあるもので風の向きや強さが分かる簡単な「環境感知器」をつくって風を見つける散歩に出かけます。散歩に終わりには風に少し敏感になっていて風のことが気になるようになっているといいと思います。
◎人数・材料・道具
竹ヒゴ(1mぐらい)・荷作り用ビニールひも。色ガムテープ・ハサミ
◎遊び方
- 竹ヒゴの先に自分の背丈分のピニールひもを縛りつけ、ガムテープで固定する。
- ガムテープは二つ折りにして貼りあわせたら、ハサミでハートや星形など好きな形に切り取る。
- わすかな風でもなびくようにするために、適当にビニールひもを裂く。(これが「感知器」)
- 竹ヒゴを垂直に持ちながら風が通っていそうなところを探してみんなで歩き回る。
- 自分の「感知器」だけでなく他の人の「感知器」も観察していると風を見つけやすい。屋内の風と屋外の風いろんなところにいろんな向きと強さの風があることに気づく。
- 最後にどんな風が見つけられたか話した後、みんなで1箇所に自分たちの「感知器」をさして、大きな「感知器」をつくって終わる。
◎ポイント
かすかな色や温度の違い、においの移り変わりなど・・。今の私たちのくらしのなかで感じなくなってしまっている「ビミョーさ」を感じられたら面白いし、楽しい。そしてそんな「ビミョーさ」を目に見えるようにできたらと考えてできたのが「カンチキ大作戦」です。