どんな遊び?!
単純な「土を掘る」という作業を通して、普段は見逃してしまうような「自然」について新たに気付いたり、「大地」に包み込まれるような体験をする。「掘る」という行為自体が目的となる遊びに没頭してみる。
愛知県児童総合センターのクラブ活動では、夏休み中に1泊2日の「あなほりクラブ」をおこなった。青少年公園内の林の中に、子どもたちが好きなように、好きなだけ穴を掘り、最後に掘った穴を元どおりに埋めるまで、子どもたち自身で進めた。
全員の子どもたちが、2日間のうち、ほとんどの時間を飽きることもなく穴を掘ることに費やした。予想以上の大きな穴を掘り、それぞれが思い思いに「穴」をとらえ楽しむことができた。「掘る」ことのできる場所がどんどん少なくなっていく現在、貴重な体験だったと言える。
〈平成11年8月2〜3日、小学校3年生から中学校1年生まで8名が参加したのをはじめ平成12年、平成13年と3年間実施した。〉
人数・材料・道具
スコップ小・スコップ大・つるはし・バケツ・テント