◎どんな遊び?!
原始時代にはどんな木が生え、どんな花が咲き、どんな実がなっていたのかを想像しながらつくってみる。材料に自然木を使い、木の香り・手触りなどを体験する。高学年の子どもたちが「原始の森てつだい隊」として、のこぎりや電動ドリルを使い、小さな子どもたちのために材料を準備する。
◎人数・材料・道具
材料の木(直径5cm前後の枝を5cm〜10cm程度に切り、中心に5mm程度の穴をあけたもの)・薄色紙(カラペなど)・紙ひも・麻ひも・藁・小枝・ハサミ・のり・木工ボンド
◎遊び方
- 導入として原始の時代を想像できるような説明を行う。手持ちの図鑑などを使ってもよいし、オリジナルでつくってもよい。
- 手触り・形・香りなどを確かめながら、自分の好きな「材料の木」を1個選ぶ。
- 選んだ「材料の木」に薄色紙(カラペなど)・紙ひも・麻ひも・藁・小枝などを木工ボンドで飾り付ける。
- 装飾した木は中心の穴を使い、床に立てた棒に差し込んで積み重ねたり、天井からワイヤーで吊るして森に見立てて展示する。
◎ポイント
高学年の子どもたちは、小さな子どもたちのために材料を準備してその遊びを手伝うことに喜びを見いだせる。また、のこぎりは使ったことがあっても、電動ドリルは初めてという子どもたちがほとんどで、少し大人になった気分を味わった。