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- あそびワンダーブック1996-2002
- サンド・ボディ・ドローイング
◎どんな遊び?!
大きな砂場を地球の表面に見立て子どもたちが力を合わせて、大地に模様をつくっていきます。自らが風や水など自然の力になりきって演じることで、自分の中に自然の力を感じ、人と自然のつながりに気づくきっかけが生まれます。自然の力に変身した自分がどんな模様を大地にのこせるのか、 「砂場 」が子どもたちの表現の場になります。
◎人数・材料・道具
- 対象
- 小学1年生以上20人程度
- 材料・道具
- 小石・枝・水。ロープなど
◎遊び方
- プログラムリーダーが子どもたちに、川の流れ・山脈・砂丘の波紋・地面のひび割れなど大地の様子の写裏をパネルで見せながら、自然には様々な力が働いていることを話す。さらに自分たちもそのカになりきって、大地に模様をつくっていくことを話す。
- 輪になったまま走り出して、風を起こす。[風の力]
- 小石を投げて、落ちたところに向かって、みんなで砂を集め盛り上げて山をつくる。[大地の力]
- 一列に並び、前の人と離れないようにして、足をずりながら蛇行して川の流れをつくる。[水の力その1]
- 砂場から出て、第に上がって模様を上から見下ろす。そこから砂場に水をまいて雨を降らす、白いロープを投げ入れ雪を山脈につもらせる。[水の力その2]
- 裸足になって砂場に入り、みんなで手をつないで輪になる。目を閉じて深呼吸して「自然のカ」に変身する。
- あたかも宇宙から地球を見るようにできあがった大地の模様を見る。
- 再び砂場に戻って、輪になって目を閉じ、深呼吸して人間に戻る。
※完成した大地の模様を写真に撮って展示し、できあがった「大地の模様」のそれぞれの回ごとの相違を楽しむ。
◎ポイント
どんな大地の写真を選んで子どもたちに伝えるか、砂場での風景や子どもたちの動きをあらかじめイメージしておくこと、プログラムリーダーが「自然の力」になりきるととが重要です。また。自然の力は例えば「太陽の力」「夜の力」「マグマの力」などの展開も可能です。