私はこう思うbyモニター
質問項目
「子育てって楽しいな」と思ったとき。
「少しの間でいいから子育てを代わってほしい」と思ったこと。
子育てを楽しむために心がけていること。
5.秋田あや子 32歳 主婦 犬山市  夫34歳 長男8歳 次男3歳
子どもが運動会のリレーで1人抜かして自分のチームが1位 になり、 私が応援席から声をかけたら、「やったよー」と手を振ってくれたとき。
片づけても片づけてもおもちゃをひっくり返され、掃除したあとなのに食べ散らかしたり、お漏らししたり。イライラして、私はいったい1日何をしていたんだろうと悲しくなったとき、トイレぐらいひとりで入らせてよと思いました。夫に、泣きながら「どうにかしてよ」と言ったら、ふだんは家のことは私任せだが、仕事が休みの日は、掃除をしたいときに子どもを外へ連れ出してくれるようになった。
カウンセリングの先生に、「お母さんがイライラしてるときにスキンシップを無理にしようとすると、ストレスがたまるだけ」と言われてからは、イライラしたらトイレにこもり、好きな本を読んで落ち着いてから部屋に戻るようにした。
6.ポン助ママ 40歳 大学非常勤講師 名古屋市  夫41歳 長男6歳
毎日思う。子どもの発想の豊かさや感受性の強さに刺激を受けている。自分が気づかなかった視点に驚かされたり、なんて感情を素直に表現できるんだろうとうらやましくなったり。眠る前、本を読み聞かせたり、その日あったことを話す時間に特に実感します。
どうしても仕事だけに没頭したい時期が年に数回あるので、そのときは「代わってほしい」と思ってしまう。夫や両親に協力をお願いするようにして、何とか乗り切っている。
子どもと接しているときは仕事のことを考えないようにし、思いっきり子どもと遊んでメリハリをつけるようにしている。たとえば、一緒におやつを作る、図書館に行く、ビデオを見る、トランプをするなどして。そうすると、子どもは満足して早く寝てくれたり、ひとり遊びを始めたりするので、私も仕事に取りかかれる。
7.T・M 37歳 パート 一宮市  夫40歳 長男11歳 長女・次女9歳
特になし。
特になし。ほとんど納得の上で子どもをもうけたと仮定すると、やはり子育ては両親が責任を持って行うべきだと思う。3人の子育てをする身としては、1人の子どもで子育てを代わってほしいと思うのは、少し甘い考えなのではと思わざるを得ない。
基本的に子育てを楽しむなんて考えたことはなく、日常生活の一部としてとらえてきた。ほとんどひとりで3人の子育てを頑張ってきたので、この10年間はあっという間でした。どちらかというと、子育てを楽しむというよりも、私の行動に子どもたちを付き合わせて生活してきたと思います。子どもにしてみると、どうだったでしょうか。
8.ふつうのママ 38歳 主婦 豊橋市  夫42歳 長女8歳 次女7歳 長男4歳
「ママ、大好き」と言ってくれたとき。肩を叩いてくれたとき。私の誕生日をちゃんと覚えていてくれたとき。自分のわずかなおやつを分けてくれたとき。運動会や発表会で晴れ姿を見たとき。数え切れません。
学校や幼稚園の行事のとき。コンサートや講演会に行きたいとき。あっちもこっちも短時間で買い物したいとき。友人が食事に誘ってくれたとき。体調が悪いとき。などなど。代わってもらえるかどうかの実現度は、子どもの成長度とともにアップ中。
「こうでなければならない」と決めつけると、子どもはなかなか思うようにならないので非常に疲れます。気持ちを柔軟に持ち、失敗しても自分はダメな親だと劣等感を持たないこと。