第3回「土を焼く」

今年は10月6日、11月17日、24日の3日間で行いました。

今回も愛知県陶磁美術館の佐藤さんに協力してもらい、土のことや焼き物のことを教えてもらいながら楽しみました。

1日目は焼くものをつくります。

今年は「センターの畑で使えるブロック」と「炭の代わりに使う紙炭」をつくります。

ブロックはベースの粘土に様々な土の粉・藁・炭などを混ぜ込みます。

色も変わるし粘り気も増して混ぜるのも大変です!

 

 

紙炭はセンターの古チラシと古新聞を使います。

古チラシと古新聞を細くちぎって水に浸し、柔らかくなったら棒にくっつけます。

出来上がりはサツマイモみたいで可愛い見た目です。

 

出来上がったものは2日目の日まで乾かします。

 

2日目は窯で焼く日です。

この日は1日がかりです。朝から窯の準備をして、ブロックの配置、紙炭、藁、炭の量など「どうしたらより燃えるか」考えながら入れていきます!

 

昼には火を焚く為の薪を割り

夕方にはみんなで作った食べ物も少し焼いて食べます。

夜は7時まで頑張ります!

窯の前に座っているだけでもとても熱いので、板を持って火の様子を見ます。

薪を追加したら板で扇ぎ、どんどんと窯の中の温度を上げていきます。

 

 

3日目最終日は出来上がったものを鑑賞します。

2日目の7時以降にスタッフが焼き続けた様子を聞いて、

みんなで協力して窯を開けます。

各窯の炭の残り具合などを見比べたり、積み方の違いを見て火の通りを考えてみます。

 

焼きあがったものを窯ごとに並べてみんなで見ていきます。

穴の中を観察したり、割れた断面を見てみたり

土の色の違いや、焼き色の違いに興味津々です。

 

 

みんなで焼いたものは少しだけですが

館内のスタジオ1と2の間に飾ってあるので是非近くで見てみてください!