5月12日に第1回ACCC「土どろ・ウォーキング」を開催しました。
センターを出発して、愛知県陶磁美術館の学芸員の佐藤一信さんと一緒に愛知県陶磁美術館へ向かう道すがら、色々な場所で土を採取する「ひみつの土さがし」をしながら歩く、あそびのプログラムです。
自己紹介をしたら赤チームと青チームに分かれて出発です。赤チームと青チームそれぞれ土を採取するセットを持って出かけます。

 

各チームの中で順番を決めて1人ずつ気になったポイントで「土」を採取します。
花の近くは?木の根元は?さっきと色が違いそう・・・
普段はあまり気にしない「土」について色々考えたり話し合ったりしながら進みます。

 

佐藤さんから枯葉や虫など色んなものが長い長い時間をかけて土になることや、道路で採ったキラキラの土には雲母という鉱物が入っているということを教えてもらいました。

 

だんだん筒の中が地層のように重なる土の層になっていきます。色が違ったり、粒の大きさが違ったり、違いそうだと思ったけど以外と同じ感じのところもあったりします。

陶磁美術館に到着すると、普段は入ることができない木のトンネルを抜けて「秘密の土」の場所へ。黄土色の土に水をかけて練ると粘土になりました。

 

そして陶磁美術館の展示室に入り作品を鑑賞します。普段はしないような鑑賞の仕方もしてみます。上から見たり、真下から見たり、寝転んだり、角度が変わるとどんな風に見えるかな?「街みたい!」「3本足の鳥にみえる!」作品を見る角度が変わると感じ方も変化し、子ども達の想像は尽きることがありません。
今回の展示を担当した学芸員の方に作品の作られ方も聞きました。

 

探検する楽しさを知ったり、自然の不思議に気づいたり、作品を鑑賞する楽しさを知ったり
それぞれ色んなことを発見できた1日でした。

 

次回のACCCは6月1日、2日「あなをほる」です。