5月26日に第1回「土どろ・ウォーキング」を開催しました。
センターを出発して、愛知県陶磁美術館の学芸員の佐藤一信さんと一緒に愛知県陶磁美術館へ向かう道すがら、色々な場所で土を採取する「ひみつの土さがし」をしながら歩く、あそびのプログラムです。
自己紹介をしたら赤チームと青チームに分かれて出発です。赤チームと青チームそれぞれ土を採取するセットを持って出かけます。
身近すぎて普段意識をして見ていない「土」を触ったり、匂いをかいだり、色を見たり、温度を感じたり、じっくり観察します。
佐藤さんから微生物が土になることや、道路で採ったキラキラの土には雲母という鉱物が入ってるということなど土に関する様々なお話を聞きながら、スコップで掘って土を採取していきます。
センターの近くの土、リニモの駅前の土、道路の土、陶磁美術館の土、色々な場所の土を筒の中に集めていくと、だんだん筒の中が地層のように重なる土の層になっていきます。しばらく歩いていると陶磁美術館の近くの道でイノシシ?の足跡を発見!
陶磁美術館に到着すると、普段は入ることができない「秘密の土」の場所へ。ねっとりした黄土色の土に水をかけて練ると粘土になりました。
そして陶磁美術館の展示室に入り作品を鑑賞します。寝転んで作品を鑑賞するとどんな風に見えるかな?「地図みたい!」「島にみえる!」作品を見る角度が変わると感じ方も変化し、子ども達の想像は尽きることはありません。
「この作品を見たことがない人に作品を説明する場合どうやって説明する?」という佐藤さんからの質問に、みんなで悩みながら作品をどう言葉で表現するか考えました。
身近にある「土」とじっくり向き合うと、いつもとは違う視点や感じ方を見つけることができました。
次回のACCCは8月1日、2日「あなをほる」です。