「カプラブロック」は8×24×120mmのフランス生まれの木の板です。

ワンサイズの板を「ねる」「おきる」「たつ」の組み合わせで積んでいくと、

様々なものを創造することができる「魔法の板」として、

愛知県内の児童館でも多く取り入れられています。

 

「高さ積み」は今まで、子ども施設やショッピングモールなどで様々な人たちがチャレンジし、

現在の日本記録は青森の子育て広場のみなさんで、なんと12m60cm!

 

8月1日、2日と2日間をかけて、

愛知県児童総合センターのスタッフが新たな日本記録を目指して「高さ積み」に挑戦しました。

高く積むにあたって、積み方や柱の太さを慎重に考えないといけません。

カプラ社から来てくださったアドバイザーのかたにも見ていただきながら、いよいよ積みはじめ!

はじめは脚立隊もいっしょに、3人体制で。まだまだ気持ちにも余裕があります。

だんだん高くなってきました。

リフトに乗って、ここからはひとりずつ、交代で積んでいきます。

6mを超えたあたりで、今日の作業はここまで。「まだ先は長いな〜・・」

 

さて日が変わって、いよいよ記録に挑戦する日!

タワーのふもとではカプラで自由に遊べるコーナーもはじまりました。

9mに近づこうとしています。下から見ると、見上げる高さ!

ふもとの子どもたちも、「すごい!」と歓声をあげてくれます。

もうすぐ10m!

じつはこのリフト、乗るとかなり揺れるんです。

高さの恐怖で指がふるえます。

見てください、この高さ!!

下で遊んでいる子どもたちが小さく見えます。

いよいよ12mまで到達!日本記録まであと少し!!

チャレンジタワーのスロープからも、多くの人が応援してくれます。

しかしここで最大のピンチが!

12mをすぎたあたりで、タワーが大きく傾きはじめました!

ここからは慎重に、記録達成を目指して積み方を急きょ変更します。

そして、ついにその瞬間が!!

15時30分、約8時間、約6000枚のカプラを使って、

12m85cmの日本記録を達成しました!

 

完成した12m85cmのタワーは、

チャレンジタワーの中でこんな高さまでとどきました。

 

このあと、応援してくれた子どもたちによって、

大きな「いい音」をたてて一瞬にしてタワーをくずしました。

 

私たちにとっても、記憶に残る思い出深い日となりました。

応援してくださったみなさん、協力してくださったカプラジャパン関係者のみなさん、

本当にありがとうございました。