今月5月22日、ACCC 第1回「土どろウォーキング」実施しました。
「土どろウォーキング」は、「土」の専門家、愛知県陶磁美術館学芸員 佐藤一信さんとともに、愛知県児童総合センターから愛知県陶磁美術館まで「土」を採取しながら歩くあそびのプログラムです。
佐藤一信さんの「土はどうやってできると思う?」という質問にみんな真剣に考えます。
もともと土は何だったのか?土を作るシステムは?「溶岩がくだけたんだ!」「ミミズが土をつくるんだ!」など様々な意見が飛び交います。
採取する場所によって、「土」も様々です。子どもたちは、キラキラした土、少し湿った土、ちょっと粘土のような土をどんどん発見していきます。
発見した土は、透明の筒の中へ集めていきます。だんだん筒の中に土の層が出来上がりました。
自分たちが気になった土を採取し、筒の中に入れじっくりと観察する。普段何気なく踏んでいる土がこんなに様々な色やにおいがすることにあらためて気づきました。
陶磁美術館での作品鑑賞でも、子どもたちの興味が尽きません。
この作品は影も人の顔に見えるよ!この作品は影に光が映っている!
見過ごしてしまいそうな細部にまで子どもたちの神経は研ぎ澄まされ、集中していました。
何気ない身近にある「土」に興味を持ち、考え、感じる。
普段とは違う「ものの見方」を体験した一日でした。