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7月20日〜9月17日まで愛知県児童総合センターでは、夏季特別企画として「ネイチャー・ワンダーランド2ー自然・ひかり・遊び」を開催しました。遊びを通して、見過ごしがちで身近な「自然」に新鮮な驚きと気づきの体験をするプログラムです。体験のコーナーでは美術作家・前田光彦(てるひこ)さん制作『光の劇場』を中心に、鈴木理(あや)さん制作『ここにあったもの』や『ひかりの森のファッションショー&スライドあそび』。特別プログラムとしてデザイナー・高遠(たかとお)やす子さんのワークショップ『夢のタネ』。さらに「みんなであそぶプログラム」や「つくってあそぶプログラム」「なるほど体験カード」「ネイチャー・ワンダーランドたんけんツアー」などが行われました。その一部をご紹介します。 |
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【光の劇場】 水の広場の、滝の裏側に出現した大きな光の壁は、竹の筒を通して光を感じる前田光彦(てるひこ)さんの作品。うす暗い通路にキラキラと光が入り込み、滝の音が響き竹の香りが漂ってくる。「なるほど!体験カード」を持って訪れる子ども達も、竹筒に触ったりのぞき込んだりしながら無言で見入っていました。 【ここにあったもの】 造形スタジオ内の、迷路のような空間は、鈴木理(あや)さんが制作した、心の中に光を感じる空間造形。和紙の材料「こうぞ」を煮て薄く伸した帯状素材が幾重にも吊り下げられた静かな空間。子ども達ははだしになり、紙製の「昆虫めがね」から入る光を頼りに、「こうぞ」の帯の迷路を楽しんでいました。 【ひかりの森のファッションショー&スライドあそび】 チャレンジタワーでくり広げられたのは、白い衣装を着て、自分自身がスクリーンになりいろいろな自然物を映し出す「スライドあそび」とファッションショーをミックスした遊び。子ども達は色鮮やかな花に変身した自分の姿に、感嘆の声をあげていました。 |
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【夢のタネ】 チャレンジタワーで、「森の木はどうしてできる?そう、種から芽が出て木になるよね。森でちょっと変わった3つの種を見つけました。その種からはどういう木ができるかな。 みんなで自由に考えて木を作り大きな森を完成させよう。」と子ども達に話しかける高遠やす子さん。〈アートと遊びと子どもをつなぐプログラム1999〉で提案されたこのワークショップの提案者・高遠さんは、自由に発想できること、家と違う大きな空間を使ってみんなでものづくりを楽しむことが大切と言います。 |
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30種類ほどの体験カードから好きなものを選んで、センター内外の自然の不思議を体験・発見する、おなじみで子ども達に人気がある遊びです。今回は「ひかり」をテーマにした新しいカードもたくさん用意され、子ども達は連れ立って、館内のあちこちでさまざまな体験をしていました。 |
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