あのねっとモニターの 思いっきりレポート

マラカス作りやタオルを使った運動など、盛りだくさんの遊びのメニュー。

 今回、取材先に選んだ「チッチの会」は、実はレポーターの宮下香代さんが今年3月まで1年間、参加していた子育てサークル。4月から下の子が保育園に入ったため脱会したが、名前も知らない人が多くいたまま終わってしまったこともあり、宮下さんは改めてお母さんたちに話を聞いてみたくなったようだ。
宮下さん「ちょっと緊張しますね」
 使い慣れているはずのホールも、今日は違う気分で足を踏み入れる。
 始まりの時間になり、「おもちゃのチャチャチャ」の音楽に合わせて、子どもたちが音の出るものを鳴らしながら真ん中に集合。当番グループのお母さんが、子どもの名前を呼んで出席をとる。手遊びや絵本の読み聞かせをし、続いてグループごとに使用済みのプラスチック容器を使ってマラカス作り。
 宮下さんは準備するテーブルに近づいて、お母さんに話しかける。
宮下さん 「マカロニを入れるのはいいアイデアですね。口に入れても大丈夫ですもんね」
お母さん 「そうなんです。安い物だしね」
 宮下さんはこのサークルで、マラカス作りをしたことがないという。
宮下さん 「やったことのない工作も積極的に取り入れてるんですね」
 顔見知りのいるグループにおじゃまして、ちょっとインタビュー。
宮下さん 「このサークルに入って、どうですか?」
広瀬央子さん 「家では子どもと2人っきりだけど、ここならいろんな人と会えるし、遊びのレパートリーも広がりますね」
鴨川百合子さん 「2人目、3人目になると親の都合に合わせてしまうけど、サークルがあるとちゃんと遊ばせる時間がとれていいと思う」
宮下さん 「私もそうだったなあ。週に1回サークルがあると、生活のリズムができますよね」
小木曽悦子さん 「家だと『片づけなさい!』とか言ってカリカリしちゃうけど、ここに来ると私も気分転換ができて優しくなれる気がする」
 作ったマラカスで遊んだあとは、2組に分かれて親子リレー競争。床に広げたバスタオルの上に子どもを乗せて走り、目標のアンパンマンの人形を回って戻る。バランスを崩してゴロンとひっくり返る子もいたりして、みんなが声をあげなら楽しむ様子を、宮下さんは笑顔で見守る。勝敗はともかく、リレーが終わったら床はピカピカだ。
広瀬さん 右/鴨川さん 小木曽さん


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