7月のよく晴れた土曜日。年に一度の児童館まつりの日となった東海市大田児童館は、朝から子どもたちでいっぱいです。庭には魚釣りなどのコーナーがあり、ビニールプールの釣り堀には、発泡トレイを切り抜いて作った魚やイカが浮かびます。「つれた!」と喜ぶ子に「あっ、落ちちゃった」と残念がる子。どの子にも景品のお菓子が渡されます。 館内には「サイコロゲーム」など4種類のゲームコーナーと、手作りグッズなどを売る「お店やさん」、そしてアニメ上映コーナーも。子どもたちはスタンプカードを首にかけ、お目当てのコーナーに並びます。5年生のある女の子たちは「お店やさんでいろいろ買って楽しかった。これから輪投げをやる」。「魚釣りと輪投げが面白かったよ」と言う3年生の男の子は、毎年来ているようです。
まつりの内容は「ビー玉テン」など人気のゲームを取り入れたり、幼児向けに磁石式の簡単な魚釣りも用意したりと工夫し、また景品は寄付してもらったものもあります。前会長の猿木治美さんは「去年、おととしは雨で人数が少なかったんですが、今年は300人ほど集まり大にぎわいでした」と無事終了を喜んでいました。 日頃、この児童館では主に低学年の子どもがボールや一輪車などで遊んでいます。厚生員の皆さんは「のびのびと遊んでもらいたいですね。私たちはケガのないよう気を配りながら、つかず離れずといった感じ。将棋やなわとび・卓球のクラブもあり、ボランティアの方が教えてくださるので、ぜひ参加してほしい」と幅広い利用を期待しています。 |
各コーナーのお手伝いの子 |
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各コーナーの係りが利用済みのハンコを押すスタンプカード。裏面は100円分の買い物券になっている。参加は無料で、事前申し込み時にもらった整理券を当日このカードと引き替える。 |
【東海市大田児童館の主な活動】
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