愛知県児童総合センター 開館3周年記念

―アート・自然・遊び―
子どもも大人も、遊びの中で
「自然の不思議」を楽しんで。
 1999年7月18日〜9月15日、児童総合センターでは「ネイチャー・ワンダーランド」を開催。期間中、環境芸術家・篠原猛史さんによる「竹」をモチーフにした空間のアートの展示や、サウンドパフォーマンス「空の音」、サウンドワークショップ「木の音」「緑の音」が行われました。篠原さんは「音があふれる日常の中で、かすかな音や音と音の間のやすらぎや緊張を知るなど、音の感じ方を広げるきっかけになれば」と子どもたちへのメッセージを寄せられました。自然を実感し、その不思議を発見する、さまざまな遊びのプログラムも同時に実施されました。
 子どもたちの目線の先にあるのは、金属製のボウルとすりこぎ状の棒。ボウルの周りを棒でこすりながら回すと「ワォーン、ワォーン」という音が静かなスタジオ内に響き始め、「すごい、超能力みたい!」と子どもだち…。
 チャレンジタワー内に出現した空間のアート。子どもたちは、竹の香りに満ちた「秘密のかくれ家」遊びに胸をときめかせた。


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