カウンセリングで立ち直りつつある私。
 あのねっと第11号の「早期教育への警告! カウンセリングの現場から」を興味深く読ませていただきました。なぜかというと、私も長男が小さいときに早期教育に夢中になり、その結果 、思い通りに進まない子どもを暴力で思い通りにしようと、虐待に至ってしまった母親のひとりだからです。完璧な母親でありたかった私は、ひとりで悩み苦しみ、子どもをどんどん追いつめていきました。そして、おねしょ、わざと大きい声を出す、爪や鉛筆をかじるなどのSOSを出していた子どもを無視し続けたのです。
 心を閉ざし、親に甘えられなくなり、うそをつくようになった子どもにようやく気づき、今回、掲載された相談室「こころ」に通い始めました。そして、子どもが出すSOSを無視するのをやめました。まだ半年足らずで、状況がよくなったと言えるまでには至っていませんが、今までひとりで悩み苦しんでいたのをやめ、相談室で先生にいろいろ話を聞いてもらううちに、主人を私の悩みや苦しみに巻き込むことができるようになりました。今までどんな悩みも話せなかった、最も身近な人間である主人に向かって泣き叫べるようになったことは、大きな進歩であると思っています。
 カウンセリングを受けるのは恥ずかしい、行こうかどうしようかと迷っている母親がいるならば、私は行くべきだと思います。人の助けを借りることは、決して恥ずかしいことではないと思います。また、同じような体験をした人の話を聞く機会が増えるといいと思います。同じ悩みを持っている人が他にもいるんだと思うことで、勇気づけられるからです。子育ての専門家ばかりでなく、普通の母親の話が聞ける機会が増えることを願っています。
(犬山市 A.A.)

お行儀がいいのも、ほどほどに!?

 先日、3歳の娘と喫茶店に入りました。そのお店はフローリングがピカピカで、真ん中あたりに段差があり、一段上のフロアは窓があって明るい空間になっていました。私は明るい方のテーブルに向かい、座ったのですが、娘がついて来ていません。振り向くと、段差のあたりで座り込んでいます。何をしているのかと思ったら、そこで靴を脱いで揃えているではありませんか! そりゃあ、うちよりずっとピカピカのフローリングでしたけど、「部屋」じゃないんだから……。お店の方と大笑いしました。
(三重県桑名市 伊藤美香)

励ましの手紙をくれた5歳の娘へ。
 PTA役員の仕事が大変だと文句ばかり言っていたら(外ではあまり言えないので、どうしても家で子どもに向かって言うことになってしまう)、5歳の娘が「PTAのお仕事がんばったら、ごほうびあげるね」とつたない字でお手紙をくれました。ありがとう。がんばるね。
(岡崎市 M・M)

息子の一言に感激&反省。
 主人がなかなか帰宅しないある日のこと。「なんで約束した時間になっても帰ってこないの!」と怒っていたところへ、主人からTEL。10歳の息子が出ると、主人に対して「お父さん、あわてなくてもいいから、気をつけて帰ってきてね」。それを聞いて、なんてできた人間なんだろう!! それにひきかえ私は……と、息子のやさしさにうれしいやら、成長ぶりに感心するやら、自分を反省するやら。息子の大きな一言でした。
(名古屋市 ポケモンのママ)

その子のペースで成長するって、本当だね。
 うちの子は身長も体重もこの子なりには伸びているのだけれど、今まで食が細く、まわり(特に祖母)からは「食べないねー」などと言われ、親としては物足りなさのようなものを感じていました。でも、ある日の夜、私が「卓ちゃん、今日の朝より大きくなったねー」と大げさに言うと、「うん、今日は保育園で給食おかわりしたからね」とうれしそうに話すので、また次の日も「昨日の夜より背が高くなったみたいよ」などと1日に1〜2回言っていたら、毎月1cmずつ大きくなりました。毎年伸びなかった夏の時期でさえ、今年は身長も体重も増加! やっぱり成長にはその子なりのタイミングとかペースがあるんですね。子育ては難しいけど、おもしろい!
(東海市 卓ママ)