いろいろな素材の手ざわりを楽しんだら、それを文字に置きかえてみるよ。続けて読むと、呪文みたいで、おもしろい。その呪文を、声に出してみんなにも伝えよう。
素材いろいろ(ひも、なわ、布、ゴム、ビニールなど)、色紙(1本の長さ約20cm)、両面テープ、
●あらかじめ、色紙の片面に両面テープを貼っておく。これが、「てざわりテープ」のもとになる。
「てざわりテープ」のもとになる色紙を用意する。
いろいろな素材をさわってみよう。どんな感じかな。
その中から、自分の好きな手ざわりの素材を選んで、色紙に貼りつけて(両面テープをはがして、素材を貼る)「てざわりテープ」をつくろう。
●素材は、できるだけいろいろな手ざわりのものを、身近で集めてみよう。たとえば、新聞紙、タオル、紙ヤスリ、アルミホイル、段ボール、梱包材、発泡スチロール、網など。
てざわりボックス用の箱、ステップ1で使った素材、文字を書き写す紙テープ、鉛筆
●あらかじめ、箱の中に素材を入れ、外側に文字を書いた「てざわりボックス」を作っておく。
文字を書き写す紙テープを用意する。
自分が作った「てざわりテープ」と同じ素材の入った「てざわりボックス」はどこかな。さわりながらさがそう。
見つけたら、貼った素材と同じ順番で、紙テープに文字を書き写そう。写し終わった文字をつなげると、なんだか「呪文」みたいだよ。
●「てざわりボックス」を置くスペースがない場合は、一枚の紙に素材を貼って文字を書き、部屋のあちこちに貼りだしておくといいよ。
ビデオカメラ、録音機など、呪文を記録・再生できる装置
紙テープに書いた「呪文」を声に出して読んでみよう。
ビデオカメラや録音機に記録をしよう。
再生して、他の人の呪文も聞いてみよう。
●みんなの「てざわりテープ」と、「呪文」をそれぞれつなぎ合わせて、「おしゃべりなロープ」をつくろう。
●自分の好きな手ざわりの素材が、文字や呪文、音に変わったね。
文字のほかに、置きかえるとしたら、どんなものがあるかな。色や形、からだで表して伝えることもできそうだね。いろいろ試してみよう。
試してみたら、あぶらぶ係にも教えてね。
今日の気持ちを色で表したら、どうなる? きもちのメーターに、好きな色を塗ってみるよ。お友だちと気持ちを見せあおう。
いかり、かなしい、うれしい、げんきなどの気持ちの程度を表すメーターの形を書いた紙、ペン(色鉛筆、マーカーなど何色もあるといい)
いかりメーター、かなしメーター、うれしメーター、げんきメーターのそれぞれに、好きな色を気持ちの分だけ、塗ってみよう。
できあがったら、胸にワッペンみたいに下げたり貼ったり、他の人に見せたりしてみよう。
いろいろな形や色を自由に組み合わせることで、何が表せるんだろう?
今の気持ちだったり、本を読んで感動した内容だったり、きれいな景色だったり。いろいろなことを、形や色で伝えられたら、なんだかすごくおもしろいよ。
マグネットシートで作ったいろいろな形(三角・丸・四角)、ホワイトボード