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- ACCC2012 第1回土どろ・ウォーキング
愛知県児童総合センターではさまざまな遊びを通して子どもたちの成長を支援しています。そのなかでもACCC(あいちこどもクリエイティブクラブ)は、小学生から高校生までいろいろな年齢の子どもがいっしょに活動することで、普段とは違う状況の下、感じ、考え、体験し、創造性とコミュニケーションを深める機会をつくることを目的にしています。
◎第1回 土どろ・ウォーキング
愛知県陶磁資料館と共同で企画したあそびです。センターを出発し、「ひみつの土さがし」をしながら愛知県陶磁資料館(以下、資料館)まで歩き、学芸員の方と一緒に作品を鑑賞しました。
日時 | 2012年5月13日(日)13:00〜16:30 |
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参加者 | ACCCメンバー9名 大人6人 ボランティア6名 |
小学校1年生から5年生まで9名の子どもたちがあつまり、メンバーバッチをつけて出発しました。今回は特別に大人も一緒に参加です。
気になる場所で土を採取します。スコップで掘って、透明な筒に入れていきます。
黒っぽい土、キラキラした土、アスファルトの隅で見つけた土、粘土みたいな土、いろいろな土がみつかりました。
どんな土か観察し、気がついたこと見つけたことをみんなで話しながら進みます。
「ひみつの土さがし」の最後は、資料館のひみつの土場です。粘土のように粘り気がある土を全員で掘りました。
透明の筒にはこれまでの「ひみつの土さがし」の成果が。2.5㎞の道程でいろいろな土がみつかりました。
次に特別企画『西村陽平がであった子どもたち展』で作品を鑑賞しました。
学芸員さんと話しながら、作品をじっと見つめ、想像を膨らませて見ていきました。
大人も子どもも、気になった作品をみつけてはメンバー同士伝えあって一緒に鑑賞する楽しい時間になりました。
行きは2時間かかった道のりも、帰りは走って競争したりして30分ほどでセンターに到着。ACCC第1回目は無事に終了しました。
最初は緊張気味だったメンバーも、ウォーキングがはじまるとすぐに打ち解け、初めて出会ったとは思えないほど意気投合して遊びが進んでいきました。その中で、「土を探す」という簡単な遊びを通して、子どもも大人も「見方」、「見え方」が変化していきました。作品鑑賞では、学芸員さんもびっくりする発見や、おもしろい見方が次々と出てきて、土を見て土を感じ、土でできた作品と出会うという今回の遊びを思いきり楽しむことができました。
- 第1回 土どろ・ウォーキングの様子
- 第2回 あなをほるの様子
- 第3回 汗かくメディアツアーの様子
- 第4回 焼くの様子
- 第5回 あそびをつくるの様子
- 第6回 ゆかいな造形実験室の様子