道に迷ったり、知らない場所に行ったりするとき、わたしたちは地図をみます。紙や看板、最近ではスマホやカーナビなど、いろいろな媒体の地図をみて自分がいる場所、行きたい場所、行った場所を知ることができます。
目にみえないものの地図もあります。風、音、温度、高さなど、専門的に使われている地図や、あるいは昔々、世界地図がまだなかった時代、想像で世界の地図をつくった人々のように、知らない場所、未知の世界の地図もあります。また、自分の気持ちや誰かとの関係なども地図にできるかもしれません。
生まれてから今まで、今からその先の未来へ、自分がしてきたことやこれからすること、自分の周りを取り巻く様々な人たち、色々なことを考えたり感じたりして自分の世界を思い描くとき、その様子もまた色々な自分を指し示す地図にみえてきます。
地図をテーマにまわりを改めて見渡してみると、様々なことが地図としてみえてきます。
愛知県児童総合センター全体を使って、従来の地図だけにこだわらない、色々な形の地図のあそびを考えます。