色はわたしたち人間が区別できるだけでも何百万色もあるといわれています。
人間が見える色は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の虹色が基本で、それぞれの色の間を細かく区別しています。「青い空」も一日ずっと眺めていたら、朝から昼、夕方から夜へ、刻々と色を変えていきます。
身の回りで使われる、名前のついている色は数千色。同じ色でも国によって呼び方が変わるし、日本では昔からある色と最近生まれた色では呼び方が変わります。色にはたくさんの名前がついていますが、それはとても曖昧なものかもしれません。
色から気持ちも生まれます。わたしたちは色を見ると、元気や楽しさ、やさしさや悲しみなど様々な気持ちを感じます。もしも、赤い色で「落ち着いて！」と書かれていたら、ちょっとドキッとしませんか？
そして、十人十色。同じように見える色もじっとよく見てみると、その微妙な違いに気がつくように、私たちもそれぞれの人がその人らしく、みんな違います。
こんなふうに「色」が持っているたくさんの可能性を広げて深めて発見する、そんなあそびが集まります。

◎加藤恵利さんの作品「いっしょにあそぼ」

館内のあちこちに、アーティスト加藤恵利さんのいろいろなカタチの作品があります。さがして、じっくりみてみよう。

◎みんなであそぶプログラム

色がテーマのさまざまあそびがあります。「うけつけ」であそびのカードをもらってスタート！それぞれのあそびが終わったらカードにシールを貼っていきます。

「しろとくろ」

白い粘土と黒い粘土で遊びます。

「いろあわせ」

「500色のいろえんぴつ」から２つの色を使って気持ちを色にしてみます。

※「500色のいろえんぴつ」は「カラーリボンプロジェクト」により株式会社フェリシモ様から寄贈していただきました。ありがとうございました。

「いろさがし」

アーティスト加藤恵利さんのつくった作品『 いっしょにあそぼ 』が館内のあちこちに展示してあります。おなじカタチをみつけてみよう。

「いろのせん」

様々な色の細い紙を台紙にはり、四角く切って壁に飾ります。

「空のいろ」

今日の空のいろを色ゲージをつかってはかります。