今日の祖父母力アップ事業「孫とのじかん」2回目は、
親子であそぶ「トコトコプログラム」に参加しました。
「トコトコプログラム」の趣旨について、参加する前に研修室にてお話しをしました。
~ 「トコトコプログラム」は、
子どもたちに遊びをさせる場や幼児教室とは違います。
親子で一緒にいることからはじまる遊びの場
遊びを通して、この子といる時間を楽しむ 子どもがいる生活を楽しむ。
大人も子どもも一人ひとりが輝くために、
「大人がたのしいと子どもはうれしい」を合言葉に
大人もいっしょに心と体を動かして、
子どもとのこの時間をたっぷり楽しむ。
結果や効率などはもとめていません。
五感をフルに使って、
身近にあるものであそび、
それぞれのペースで遊ぶ ~
時間をかけしっかりと趣旨や私たちスタッフの思いを
おじいちゃん・おばあちゃんたちに伝え、今回は実践ということで
二つの課題を設定しました。
一つ目は、
一生懸命小さな命と(子どもたちと)関わろうとしているお母さんたちを
見守り、受けとめ、認め、そして素敵だなぁと思ったことは、
言葉にしてお母さんたちに伝えてみること。
二つ目は、
異年齢の子どもたちと親が集まるこの場を楽しむこと。
この二つの課題を胸に緊張しながら、「トコトコプログラム」へ・・・
13組の親子と一緒に、大型絵本「だるまさんが」をゆっくり読んだり、
早く読んだり、体を動かして読んだり…心も体も動かしてたっぷり楽しみました。
そして、おじいちゃん・おばあちゃんたちは、「絵本屋さん」にヘンシン。
とってもとっても優しいまなざしの絵本屋さんです。
絵本屋さんのおひざにちょこんと座ったり、
絵本屋さんの読み聞かせを楽しむ親子の姿が見られたり、
絵本屋さんとのやりとりを楽しむ親子の姿も見られました。
いつもの「トコトコプログラム」よりもにぎやかで、
お母さんも子どもたちもおじいちゃん・おばあちゃんたちも
みんなとってもいい顔をしていました。
祖父母力アップ講座の最後には、おじいちゃん・おばあちゃんたちに、
「ご自身の生活やご自分のペースを大切にしながら、
『お孫さんとの時間』も楽しむ欲張りなおじいちゃん・おばあちゃんで
いてください。
そして、これからもどうか親世代にとっても、お孫さんにとっても
一番の応援団でいてください」と、伝えました。