7月27、28日の2日間、ただひたすら穴をほることだけに没頭する
特別プログラム「あなをほる」を実施しました。
●1日目
「背より深い穴をほる!」
「2人が入れる大きい穴」
とやる気満々の小学生メンバー9人。
公園内の森に、セミの鳴き声に加えて「ザッ、ザッ」とスコップの音が響きます。
掘りはじめてみると土の重さにビックリ!
それぞれのペースで穴をほりながら、改めて「土」を感じます。
途中、愛知県陶磁資料館の佐藤さんが様子を見にきてくれました。
「穴の中から粘土が出てくるのは、大昔、この辺りが
『東海湖』という大きな湖の底だったから」
「粘土に赤い筋が入っているのは、
木の根が吸い上げた鉄分が溶け込んだもの」などと、
掘りだした土の話にみんな興味津々でした。
この日は雷が近づいてきたので、翌日を楽しみに予定より少し早めに終了。
●2日目
朝、あなほり現場に行くと、前日の夕立で穴は小さな池のようになっていました。
この日の活動はバケツで水をかきだすところから。
「雨水で土をやわらかくするんだ」と、泥まみれになっている子もいます。
午後2時半くらいまでひたすら掘りつづけ、みんなの穴をみてまわりました。
つながった穴、木の根っこだらけの穴、深い穴…みんなそれぞれ個性的です。
それぞれの穴に入ってひといき。
最後は何事もなかったかのように穴を埋め戻しました。