「土を焼く」3日目。
まる一日かけて焼いたものを取り出す日です。
土を取り除き、トタンをはがしていきます。
トタンの裏側を見ると煤で真っ黒になっていました。
わらや炭などの間から、焼いたものが出てきます。
踏んだら割れてしまうので、はやる気持ちを抑えつつ
ゆっくりと取り出していきます。
灰を手で払いのけながら、焼いたものを見つけるのですが
まるで、発掘している気分です。
出来上がった焼いたものを、指ではじいて音を聞き比べてみました。
4つの穴窯から出てきた焼いたもの。
じっくり焼けた窯、火力がとても強かった窯など
窯によって焼けた色や音が全く違います。
今回つくった焼いたものは、12月に展示する予定です。
ぜひ、みなさん見に来てください。