そっと耳をすましてみることを提案した今回のあそびでは、部屋をまるごと1つ、音を体験する場所にして、紙や木、金属から出る音を確かめたり、アーティストの作品から出る音を楽しんだり、自分で音をつくることを楽しみました。ほかにも音を探したり、音をかたちにしたり、アーティストと一緒に体験したり、みみをすまして広がる世界を味わいました。
①「いろいろな素材の音をみつけよう」
石、紙、木、焼いた土、金属、竹など身近な素材から出る音を楽しみます。
②「サウンドオブジェ」
アーティストによる、音が出る作品を体験します。
③「音をつくる」
紙や木、金属などでできた容器の中にさまざまな素材から1つ選び、自分の音をつくります。
「音のカタチ」
くじをひいて出た音の言葉からイメージしたカタチを土の粘土でつくります。
「サウンドハンティング」
館内に隠されたボックスを探して聞こえてくる音をメモします。気に入った音を吹き出しに書いて飾ります。
「いる」
豆を土鍋で炒って出る音を楽しみます。
「ききみみツアー」
館内のあちこちへでかけて「ききみみ」をたてて音をあつめます。
◎3組のアーティストによるプログラムで身近な音や、音の動き、カタチを楽しみました。
『チーム○△□の「ひかり・カタチ・おと」』
セロハンやヒモなどを組み合わせてつくったカタチに音をつけました。
プロジェクターでひかりをとおして大きく映しだしました。
『YOK.さんの「なんだかうれしい音あつめ」』
身の回りにあるモノをつかって、なんだかうれしくなるような音をさがし、YOK.さんに録音してもらいました。みんなの「なんだかうれしい音」が重なりチャレンジタワーの中に響き、楽しい空間になりました。
『檜垣智也さんの「うごく・なぞる」』
たくさんのスピーカーを使って音を動かし、それを指、カラダ、ヒモでなぞりました。音の空間性の不思議さに気づきました。