エキゾチック—感覚:inbound/outbound

アートと遊びと子どもをつなぐメディアプログラム関連企画エキゾチック—感覚:inbound/outbound

終了しました

  • 会期
    2008年1月24日(土)から2月3日(日)まで
感覚とディジタルメディアをテーマに親子が体験できるアートとあそび

アートと遊びと子どもをつなぐメディアプログラム2008[汗かくメディア]の関連企画として、[エキゾチック—感覚:inbound/outbound]を開催しました。

エキゾチック館内マップ

 

息吹−Presence in a Sigh−
田部井勝+宮内康乃

息吹−Presence in a Sigh−

あごをオブジェの上にのせ、耳をふさいでジッとしていると…!
みてるだけでは、わからない。きこえない。
しっかりと抱きついて、
モノの中からあふれ出る「息吹」を体で感じてください。

音点字
福森みか

この夏は、準備、設置、会期運営などで、スタッフや職員の皆さんとともに大量の汗をかきました。そして、作品の仕上げに欠かせない、子どもたちとご家族の皆さまにも多くご来場いただき、広場にさまざまな表情が生まれ、素敵な「絵」が出来ました。振り返れば、この作品は大きな“遊び”であったように思えます。遊びの内容もですが、たくさんの方々とこの“遊び”をともにできたことが、ぼくにとって何より楽しいことでした。[山田勝洋]
作品の様子をみていると、親子で一緒に作品を体験している姿が数多くありました。そうした親子で作品を体験し楽しんでいる風景は、たいへん美しいものでした。真夏の暑いなかを子どもたちは、水のひろばいっぱいに張り巡らせた作品の上を歩きながら、水や光、音を感じながら思い思いに遊び、楽しんでいたように思います。この作品での体験が、普段の生活の細部にもアートをみつけ、感じとるための糧のひとつになればと思います。[福山竜助]

音点字

Virtual Seesaw
石原寛介

Virtual Seesaw

従来の対面式とは異なる横並びで遊ぶシーソーです。
『鏡』を利用する事でアナログな機構が持つ可能性からバーチャルリアリティを演出します。
シーソーしている時の感覚体験を浮き彫りさせる様な作品です。

MOBIUM
河村陽介

MOBIUMは移動するミュージアムです。
バスの中はちいさなギャラリーになっています。
またバスの外側は黒板になっていてチョークで落書きができます。

MOBIUM

slit movie sequencer
菅野 創

slit movie sequencer

スリット写真とは陸上競技などの記録の判定に使われるものですが、そのスリット写真の手法を用いて、リアルタイムに映像を生成します。流れていく映像を楽譜として解釈し、映像を解析し音を鳴らせます。

シグナル・カスタネット
村上泰介

トンとたたくと、ピカと光るカスタネットです。
カスタネット同士は無線通信でつながっているよ。
みんなで信号をつくってあそんでみてね。

シグナル・カスタネット

REFLEX
真下武久+神里亜樹雄

REFLEX

Reflexは、「気配」をテーマとしたインスタレーション作品です。
指向性スピーカとモータによって音を制御し、部屋の特定の場所だけに人や動物が存在するかのような「気配」を作り出します。

※プログラム内容は予告なく変更することがあります